「成る」とは?

将棋の禁止事項についてのお話を進めてきたのですが、その禁止事項を知っておく事で将棋の対局上で反則をする事無く平等にゲーム進行が出来ると言いました。

実際にこのような事から将棋の基礎は習得できるのですが、禁止事項があればやはり守るべきルールも同時に存在します。

この将棋のルールに関しては対局中に自分のゲーム展開をより有利に進めて行く事も可能であり、様々なルールを活用した勝利方法も有るのです。

まずは、そのルールの中でも最も勝敗に影響する「成る」についてのお話をしていきます。


出典:http://www.shogi-rule.com/

成ると言うルールには、まず将棋板の桝目に注目してみていく必要があります。

例えば、自分の持ち駒が相手陣地(相手側から3列目まで)に入ったとき、それは自分の持ち駒を進化させる事ができます。

その進化こそが成ると言うルールなのですが、成る事によって自分の持ち駒の動き方が強くなるのです。

もちろん相手陣地に入っても成るという行為をせずに、そのままの状態で使う事も可能なのですが、たいていの駒は成った方がパワーアップするのです。

自分の持ち駒が相手陣地に入ることによって、その持ち駒の力はパワーアップします。

具体的にどの駒がどういう動きに変わっていくのかは後々説明していきますが、この事で対局中に相手よりも優勢に立つ事は十分に可能なのです。

この成ると言うルールを知っておく事で、実際に自分の対局を有利にする事も可能ですし、まず第一にこの成るを使った戦法が数多く編み出せる事でしょう。

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歩・銀・香車・桂馬の成るとは

将棋のルールについてのお話を進めていますが、この将棋には相手の陣地に入ることによって「成る」と言うルールが適用されるという事を説明しました。

実際にこの成るによって自分の対局が完全に有利になってしまうこともあれば、逆に相手が優勢になってしまう事も十分に考えられるのです。

この成ると言うルールが適用するには決められた駒が相手陣地に入る必要があるのですが、その中でも金と全く動きが出来る駒についてのお話を進めていきたいと思います。

金の動きと言えば、斜め後ろ以外は一歩ずつ進む事ができる優れた駒なのですが、成ることによってその動きを発動するのが歩・銀・香車・桂馬なのです。


出典:http://www.i-tsu-tsu.co.jp/

歩には通常の状態であれば前に一歩しか進む事ができず、相手陣地に入ったところで使い勝手の全く無い駒なのですが、成るだけで物凄く便利になってしまいます。

銀に関しては斜め後ろの動作が出来る駒なので、成る事によって金の動きになるのか、それとも銀の動きを重視するのかは臨機応変に考えていけば良いかと思います。

更に桂馬と香車に関しても銀と同様で、桂馬には将棋の中でも唯一出来る変形的な動きで香車も直進が可能な便利な駒なので、状況に応じて使い分ける事が良いでしょう。

歩・銀・桂馬・香車には、このように成る事によって物凄く便利な駒に変わることが出来ます。

もちろん状況に応じて成る必要がない時も出てくるのですが、成ると言うルールさえ知っておけばその攻撃の幅は大いに広がると言っても過言では無いでしょう。

飛車・角の成るが最強!?


出典:http://www.excite.co.jp/

将棋のルールの中でも成ると言う技についての説明を進めていますが、歩・銀・桂馬・香車と言った4つの駒では、臨機応変に成るという技を使い分けていく必要があると言いました。

実際に成るというルールさえ把握していればその攻撃の仕方は自由自在に操って行く事が出来るのですが、もちろんこの成るには欠かせない駒が2つ残っています。

何故この2つの駒だけ成る事によってこれ程最強になるのかは分かりませんが、成ることによって、王将の動きさえも使えてしまう便利な物なのです。

その駒こそが、飛車・角に当たるのです。

飛車と角という駒にはもともと、上下左右に直進出来たり斜め方向に進めたりと言った強い役割を持っていますが、成ると言う行為をすると王将の動き(上下左右、斜め全てに1マス)+本来の動きが可能になるのです。

だからこそこの2つの駒には先ほど説明した4つの駒とは違って、相手陣地に入った瞬間に成ると言う動作をしておけば良いのです。

もちろん成った後に相手陣地から出ても成った状態の動きの適用させる事が出来ますので、これ以上無い最強の駒が完成してしまうのです。

成ると言うルールにはこの事から、駒に応じてその使い方を判断していく必要があるのです。

歩・銀・桂馬・香車などの駒であれば成る必要が無い状況は十分に存在しますが、飛車・角の2駒には成る条件が適用した時には絶対に成っておく事をオススメします。

もちろんプロの戦いには戦略によって成らないケースも有りますが、まずは成るという行為が基本であると考えておきましょう。