蝋梅(ろうばい)の花とは、1~2月頃に咲く、甘い香りの黄色い小さな花です。

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蝋梅は、「蝋梅科蝋梅属」の落葉低木で、
中国の唐の国から来たことから、「唐梅」とも呼ばれます。
英名は「ウィンタースイート」です。

花が咲く頃には落葉していることが多く、
国内では、北海道を除く各地に分布しています。

蝋梅の花言葉

蝋梅の花言葉は、
「先見」「先導」「慈愛」「優しい心」
1月27日の誕生花です。

蝋梅の種類

蝋梅には、

「和蝋梅(わろうばい)」
「素心蝋梅(そしんろうばい)」
「満月蝋梅(まんげつろうばい)」

の3種類があります。

よく見かけるのは素心蝋梅で、花全体が黄色であることが特徴です。

蝋梅の名所

栃木県「蝋梅の里」

栃木県鹿沼市上永野にある「蝋梅の里」は、蝋梅の名所です。
シーズンには600本もの蝋梅が咲き、見ごたえがあります。
また、蝋梅の基本種を国内で唯一見ることができます。
蝋梅の切り花や苗木に加え、日本初の蝋梅の香水も販売しています。

群馬県「ろうばいの郷」

群馬県安中市松井田町の「ろうばいの郷」は、
30年かけて育てた約12000本の蝋梅が植えられ、
広い園内には蝋梅の甘い香りでいっぱいです。
開花シーズンには祭りが開催され、売店も出て多くの人で賑わっています。

埼玉県「長瀞宝登山蝋梅園」

埼玉県秩父郡長瀞町の「長瀞宝登山蝋梅園」は、
3種類の蝋梅が約2000本植えられており、
蝋梅園の眼下には秩父の街並みが広がり、
美しい蝋梅の花と眺望を一緒に楽しむことができます。

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蝋梅の育て方

庭植えでも鉢植えでも育てることが出来ます。
まずは、蝋梅の苗を用意しましょう。

水はけのよい土を好みます。
日当たりのよい場所の方がよく、比較的丈夫な花木です。

水やり

根が張るまでは水をたっぷりと与えます。
それ以後は、特に乾燥した場合に水を与えればよいです。

剪定(せんてい)

勢いよく伸びた枝や間伸びした長い枝は、落葉したらすぐに
つけねから20cmくらいのところで剪定します。

長く伸びすぎた枝には花が付きません。

それぞれの枝に日光がたっぷりと当たるように剪定すると、
綺麗に花が咲きます。

増やし方

蝋梅は種まきからでも育てられる花木です。

初秋に実が熟すので、完熟した実から種を取り出し、
取り出したらすぐに種まきすると、年内には発芽します。

種まき後2年くらいで30cm~60cmくらいまで成長します。

接ぎ木でも増やすことが出来ますが、花付きがまばらになることがあります。

蝋梅の毒

蝋梅の種には「カリカンチン」というアルカノイドが含まれ、有毒です。
カリカンチンは、哺乳類が摂取すると、「ストリキニーネ中毒」になります。

種に有毒物質を含むことで、ネズミなどに種を食べられないようにして、
確実に繁殖できるような自然の知恵なのだと思います。