低血圧とはそもそもどういう状態をいうかご存知でしょうか?

そもそも血圧とは、心臓から送り出された血液が動脈の内側の壁を押す力で、心臓が血液を押し出し、その圧力が最高に達したときが「最高血圧」で、心臓が休んでいて、その圧力が最低に達したときが「最低血圧」といいましたね。

血圧の正常値は年齢によって多少異なりますが、大体の目安は、最高血圧が100~140mmHg、最低血圧が90mmHg以下とされています。

「高血圧」は、WHO(世界保健機関)によって、世界的な判断基準が定められていますが、「低血圧」については具体的な判断基準がありません。

一般的には、最大血圧が100~110mmHg以下、最低血圧が60mmHg以下の場合、「低血圧症」であると診断されています。

低血圧の症状

「低血圧症」の人は、以下のような症状が出ることがあります。

・やる気があるのに体がだるい
・疲れてすぐに横になりたくなる
・めまいや立ちくらみがする
・頭痛に悩んでいる
・肩こりが治らない
・耳鳴りがする
・不眠症である、寝起きが悪い
・胃もたれがする、吐き気がある
・動悸、息切れがする

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これらの症状は、生死にかかわるものではないため、軽視されがちですが、本人にとってはつらい症状です。

低血圧の種類

低血圧は、3タイプに分けられます。

(1) 本態性低血圧

低血圧の中で最も多いタイプで、原因がよく分からない場合です。

親族や家族に低血圧の人がいれば、遺伝性の可能性が高いです。

(2) 起立性低血圧

ベッドから起き上がったとき、座った状態から立ち上がったとき、長時間立ち続けていたときに、急にめまいや立ちくらみを起こすタイプです。

起き上がったときに、最大血圧が20mmHg以上下がると、「起立性低血圧」と診断されます。

原因は、血圧を調整する自律神経の不調である場合が多いです。

(3) 二次性低血圧

病気や薬が原因であるタイプです。

糖尿病や、循環器系疾患、内分泌系疾患、パーキンソン病、ガン、甲状腺異常、肝硬変などが、低血圧を引き起こしやすい病気と言われています。

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低血圧の治療

低血圧の治療は、特別なものはありません。

不調となる原因を取り除くのが一番の治療法です。

低血圧の改善方法

低血圧を改善するための改善方法を紹介します。

筋力アップする

低血圧となる原因として、血液を送り出す力が弱いことが考えられます。

筋力の低下を防止するため、運動することは有効な改善方法です。

特に、血液を押し戻すために、ふくらはぎの筋力を鍛えます。

ウォーキングや階段昇降運動、ステップ運動がおすすめです。

ストレッチをする場合は、息を止めないように気をつけましょう。

無理に反動をつけて伸ばしたりせず、伸ばして気持ちよく感じる程度にとどめます。

寝る前にゆっくりとしたストレッチをすることを毎日欠かさず続けると効果が出てきます。

食事の見直しをする

栄養バランスを考え、食事を見直すことも大切です。

特に、たんぱく質をしっかり摂取することを重視して、野菜もバランスよく食べましょう。

魚肉類では、特にイワシがおすすめです。

イワシには、肺機能を強化して、血液の流れを良くする成分が多く含まれています。

他に、ブロッコリーやニンニクなども積極的に食べてください。