基礎の延長線上

パーカッションの中でも応用編にあたる打楽器アンサンブルについてのお話を進めてきたのですが、この打楽器アンサンブルを経験する事によって、パーカッション奏者であれば誰しも自分の演奏に対して自信を持つ事が出来ると言いました。

実際にこのような経験をすることから打楽器が上手くなっている認識を持つ事は非常に大切な事なのですが、ここからはパーカッションの応用編には欠かせない事を説明していきたいと思います。

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どんな分野であっても共通して言える事なのですが、応用編とは基本が成り立ってこそ出来るものであり、その分野での基礎がどれだけ忠実に出来ているかによって応用編のクオリティーは大きく左右してきます。

だからこそ、パーカッションでも基礎がどれくらい出来ているかによって応用編の成果は大きく変化してくるものであり、言ってしまえば基礎の延長線上が応用編であるのです。

私が実際にこの事を体感したのは、パーカッションの中のスネアドラムを演奏している時に思いました。

スネアドラムという楽器は基礎練習のところでも散々説明したように、パーカッションに必要なスティックコントロールであったりメトロノームに合わせながら正確にリズムを刻めるような技術が大切であると言いました。

この基礎があってこそ、複雑なリズムや高速16分等の技に対応していける訳であり、この事からも基礎の延長線上が応用編にあたると言えるのです。

複雑なリズムやテクニックを習得するには絶対に基礎が無ければ出来ないのです。

鍵盤系の応用練習


出典:https://gakufu-ya.com/

パーカッションの応用編についてのお話を進めているのですが、この応用編には基礎の延長線上にあたるという事を説明しました。

実際に基礎が出来ている奏者であればどのような応用テクニックにも対応していける物なのですが、もちろんそのような応用編の練習法も存在するのです。

ここからは鍵盤系と太鼓系に分けて具体的な応用編の練習法を紹介していきたいと思うのですが、メインメロディーを担当する事が多く、主に繊細で音色に配慮する必要がある鍵盤系からお話を進めていきます。

私が鍵盤系の応用練習をしていた時でもそうなのですが、まずは力を抜いて繊細な16分移動を叩けるようにしていきましょう。

鍵盤系の16分移動とは太鼓系と違って音階があるので、一番低音部分から高音の最後の音までただひたすらメトロノームに合わせて上昇していくのです。

最後の高音域まで達したのであれば、次は逆に低音域まで下降していくのです。

この練習法を約10分間くらいリズムが乱れないようにたたき続けることが出来れば、どんな楽譜でもしっかりと対応していけるでしょう。

案外簡単に思えるかもしれませんが、途中で16分のリズムが乱れたり音色が汚くなってしまう事は多々あるので、そのような事にならないように練習することがコツです。

鍵盤系の応用練習とは、まずは繊細な音・音色が綺麗な事・そして正確な16分をメトロノーム通りでたたき続ける事が必要なのです。

もちろんこの練習も基礎練習の延長線上に値するので、基礎の技術をしっかりと活かして練習していきましょう。

太鼓系の応用練習

パーカッションの応用編についての説明を進めているのですが、その中でもまずは鍵盤系の応用練習のお話をしました。

鍵盤系の応用練習には16分の音階移動が良いと言ったのですが、もちろんこれも基礎の延長線上である事は言うまでもありません。

その事からも、太鼓系の応用練習にも基礎の延長線上であると言えるのですが、太鼓系には更にトリッキーな技をご紹介していきます。

ほとんどの楽曲でここまで複雑なリズムやフレーズは見られないのですが、太鼓系をマスターしたい方であれば是非挑戦して欲しいかと思います。

その中でも代表的なトリッキーなフレーズとは、3連符・5連符・6連符・7連符の小節移動なのです。

言葉だけで聞けば何の事かさっぱり分からないかと思うのですが、基本的に先ほど述べた4つのリズムを1小節ごと演奏して、4小節分の1フレーズを完成させるのです。

全てのリズムに共通して言える事なのですが、16分音符や8分音符に比べてリズム感覚が取りにくいものばかりなのです。

だからこそ、これらを4小節1フレーズに仕上げてしまう事で、太鼓系で応用とされたトリッキーなリズムを克服することが可能なのです。

太鼓系でも鍵盤系同様で基礎の延長線上という事が重要な訳なのですが、その上で更に取りにくいリズムの1フレーズを繰り返す練習法が大切なのです。

実際に私も経験した練習法なのですが、これを正確に叩けるようになってくればどんな楽曲でも恐れるに足りないのです。