「勤労感謝の日」は、
「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨に、
1948年(昭和23年)に制定されました。
農業国家であった日本は、
神々に五穀豊穣を願い、収穫物に感謝する風習があり、
昔から、収穫物に感謝する行事として「新嘗祭(にいなめさい)」が
11月23日に行われていました。
それが、第二次世界大戦後のGHQの占領政策によって、
天皇行事・国事行為から切り離される形で、
「新嘗祭」は「勤労感謝の日」と改められ、国民の祝日となりました。
勤労感謝の日はなぜハッピーマンデーにならない?
「ハッピーマンデー制度」とは、
週休2日制が定着した今日、月曜日を祝日にして、
土曜日・日曜日から連続した3連休にして、
国民に余暇を楽しんでもらうという趣旨で施行された制度です。
2000年には、「成人の日」が1月15日から1月の第2月曜日に、
「体育の日」が10月10日から10月の第2月曜日に移動し、
2003年には、「海の日」が7月20日から7月の第3月曜日に、
「敬老の日」が9月15日から9月の第3月曜日に移動しました。
しかし、「勤労感謝の日」は毎年11月23日で固定されており、
ハッピーマンデー制度は適用されていません。
勤労している国民に余暇を楽しんでもらうのなら、
ハッピーマンデー制度を適用して、3連休にしてもいいのに。。。
はっきりとした理由はわかりませんが、
おそらく、「勤労感謝の日」が、
宮中行事であった「新嘗祭」から始まったからという説が有力です。
ハッピーマンデー制度が適用された祝日は、
戦後の「国民の祝日に関する法律」で新しく祝日になったものばかりです。
勤労感謝の日のプレゼント
勤労感謝の日に、ちょっとしたプレゼントをもらうと嬉しいものです。
日頃、仕事に勉強に頑張っている人に、
思わず笑顔になって、リラックスできるような本はいかがでしょう?
「人生はワンチャンス!仕事も遊びも楽しくなる65の方法」(水野敬也著、文響社)
ベストセラーになった「夢をかなえるゾウ」の著者の作品です。
犬の写真と一緒に、人生の教えになるような一言が添えられています。
写真の犬は可愛くて、見るだけで笑顔になるようなもので、
人生の教えも堅苦しくなく、読むと心がほっとする一言です。
同じシリーズで、
「人生はニャンとかなる!明日に幸福をまねく68の方法」(水野敬也著、文響社)
も、とても人気があります。
可愛い猫の写真と、その写真にマッチした一言が添えられていて、
仕事や人生で悩んでいる人が、気持ちが軽くなるような素敵な本ですよ。