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家庭菜園でモロヘイヤで栽培するには?おいしい食べ方は?
健康志向で普段から野菜を多く摂りいれている方が多いと思いますが
モロヘイヤはどんなふうに食べたらおいしいのか、ちょっと悩みますね。
さらに家庭菜園でモロヘイヤを育てることはできるのか、
上手な育て方など知って、よりモロヘイヤを身近に感じたいですね。
そこでここで、モロヘイヤについてご紹介しましょう。
モロヘイヤってどんな野菜?
モロヘイヤは、エジプトを中心とした中近東地域で栽培されていて
高温で乾燥しているところでも育つ生命力の強い野菜です。
アラビア語では、王様の食べる野菜という意味のある野菜で、
クレオパトラも好んで食べたと言われています。
日本では、1980年代にはいってから栽培がはじまり、
健康志向と共に栄養価が高いことで注目を集めています。
青シソに似た葉で、その葉や若い茎だけを摘んで食用にしています。
モロヘイヤの栄養は?
モロヘイヤは病気になったエジプトの王様がたべて
元気になったという伝説もあるほど栄養豊富な野菜です。
見た目も似ていて栄養豊富とされているほうれん草と比べても
ビタミンAが約2倍、カルシウムは約5倍、ビタミンBも約2倍と
モロヘイヤの方が豊富な栄養を含んでいるのがわかります。
モロヘイヤに含まれる豊富なビタミンは、免疫力や抵抗力を強化し
抗酸化力が高いので生活習慣病などにも効果があります。
他にもカルシウムは骨を丈夫にしてくれますし、
カリウムは塩分の摂りすぎをおさえて、
血圧を安定させる働きがあります。
さらにモロヘイヤを刻むと出てくるヌルヌル成分はムチンで、
消化酵素としてタンパク質の分解や吸収を助け、
さらに解毒効果で肝臓を強化して胃潰瘍などを予防できるそうです。
モロヘイヤの栽培の方法は?
栄養満点のモロヘイヤをベランダで栽培するには、5~6月に
プランターに湿らせた野菜用の土を入れて
ならしたところに深さ2センチ程度のところに種をまきます。
軽く土をかぶせておさえます。
芽が出るまではビニールや新聞紙などをかぶせて保湿と乾燥防止をします。
数日後には目が出てくるので新聞紙などはとって大丈夫です。
気温が高くなるにつれて、大きく成長しますから毎日水をあげるようにしましょう。
成熟した葉から順に摘み取っていきます。
モロヘイヤは生命力が強く、一株からでもしっかりと育つのでぜひ、
ベランダ菜園で育ててみてください。
このように栄養豊富なモロヘイヤ。
普段の食事に上手に摂りいれて、健康も一緒に手に入れましょう。