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浴衣にはやっぱり下駄でしょ!痛くならない方法は?
浴衣と言えば下駄ですが、
歩きなれていないとけっこう辛いものです。
そこで今回は下駄を選ぶポイントや、
下駄の鼻緒を柔らかくする方法、
下駄の痛み対策についてご紹介します!
浴衣に似合う下駄を選ぶポイントは?
せっかく浴衣で出かけたのに、
下駄のせいで足が痛くなってしまっては台無しですよね。
なので足が痛くならない為には、
下駄選びも重要になってきます。
下駄を履いていて足が痛くなる大きな原因は、
“花緒”にあります。
花緒は主に麻紐、ボール紙、綿で作られています。
花緒に含まれる綿の割合が少ないと、
ボール紙に近いような肌触りになってしまうので、
足の指が擦れて痛くなってしまうのです。
なので足の指が痛くならない為には、
綿が多く含まれている
ふっくらとした作りになっている鼻緒の下駄が良いです。
また鼻緒の太さによっても、足への負担は変わってきます。
細い花緒だと10mmくらいの下駄もありますが、
これでは足が痛くなりがちです。
基本的には、
鼻緒の太さが20mmくらいあった方が安心です。
鼻緒が固い下駄の場合はどうする?
購入した下駄の鼻緒が固かった場合にも、
対策があるのでご紹介しますね。
①鼻緒の付け根を手で持ち、上の方へ引っ張ります。
②人差し指と中指の間に鼻緒がくるように、
手のひらを鼻緒の下に入れます。
③手のひらを鼻緒の下に入れた状態で、
鼻緒を上に持ち上げます。
④次に鼻緒を両手でそれぞれ持ち、
左右に開くように引っ張ります。
⑤最後に鼻緒を親指と人差し指を使ってよく揉んで、
柔らかくなじませたら完成です!
この手順で下駄の鼻緒を馴染ませておくだけで、
固い鼻緒の下駄でも履きやすくなります。
ただしこの手順はすぐに効果が出るものでもないので、
浴衣を着る1週間前くらいから、
時間を見つけて徐々にやっておきましょう!
浴衣を着る直前の、下駄の痛み対策はない?
浴衣を着る直前や当日に、
下駄を履くとやっぱり足が痛い…。
そんな時の対処法をご紹介します!
①すべりが良くなるように、
下駄の鼻緒にろうそくを塗っておく。
②下駄を履く当日に、
足の指の間に石鹸を塗っておく。
③ベビーパウダーを足にはたいておく。
浴衣に似合う下駄の正しい履き方は?
浴衣に似合う下駄ですが、
正しい履き方をしていないとやはり足が痛くなってしまいます。
浴衣に似合う下駄の正しい履き方は、
まず下駄の鼻緒を挟んでいる親指と人差し指の股の間に、
少し余裕を持たせることが大切です。
指が一本入るぐらいの余裕があるのがベストです。
そしてかかとは、
下駄から2~3㎝くらいはみ出している状態で履きましょう。
下駄はビーチサンダルとは違い、
深く足の指を入れて履くものではありません。
浴衣に似合う下駄は購入する際に気を付けたり、
鼻緒を柔らかくしたり、
正しい下駄の履き方をするだけで痛みから解放されます。
すこし手間ではありますが、
浴衣を着る当日を楽しく過ごす為に頑張って下さいね!