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精神病の種類はとても多くたとえば皆さんもご存知かもしれませんが「うつ」でも色々な種類があります。

ここでは主になる精神病とその症状を書いてみます。

目次

精神病の種類①

1、うつ病

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落ち込んだり、自信を失うことは普通の人でもありますね。

例えば会社で上司に怒られたりしたら普通の人でも落ち込みますよね。

でも時間がたてばそんなことは忘れてまた元の元気な状態に戻ります。

でもうつ病は違います。

慢性的な落ち込み、倦怠感、イライラする、睡眠障害など

傍から見ると怠けている、甘えていると捉えられやすいのですが「うつ病」であることが多いです。

また「うつ病」にはなりやすいタイプの人もいます。

まじめだったり几帳面な人がなりやすいとも言われています。

自殺に発展することも多く周囲が気を付けてあげるようにしましょう。

また精神科に受診して早めに病気を発見すると比較的早く治りやすいです。

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2、統合失調症

人口の~1%に発病するといわれている珍しくない病気です。

ただ本人に精神病、という意識がなく奇異な行動にでたり幻覚や幻聴、妄想などが現れます。

幻覚は実際にいないはずの人が見えたりします。

幻聴は自分の頭の中から自分を非難したり、悪口が聞こえています。

妄想に関しては色々なパターンがありますが「自分は殺されるのではないか」などと現実にありえない悪い妄想がつきまといます。

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奇異な行動は話している内容がコロコロ変わったり、意味のわからない言語を話す、などとにかく支離滅裂な状態になります。

治らない病気と思われがちですが、最近では完治し社会復帰している方も多いです。

精神病の種類②

3、対人恐怖症

思春期の頃に多く見られる精神病です。

沢山の人の前で話すと緊張して赤面したり、声がうわずるなどは皆さん経験があるのではないでしょうか。

ただ慢性的に人の視線や人に自分がどう思われているのかばかり気になり、親や友人などの緊張しなくても平気な場面でも赤面したり、手が震えたりなどしてしまいます。

ひどくなると動悸が早くなり、失神してしまうこともあります。

きっかけは些細なことが多いですが、人の視線、人にどう思われているのかばかり考えて苦しむことが多いです。

恐怖症は枝分かれして閉所恐怖症や不潔恐怖症など多方面にわたってあります。

4、パニック障害

例えば入社試験の前に「うまく話せるだろうか」などの不安に襲われることは皆さん経験したことはあるのではないでしょうか?

でも、「パニック障害」とは突然なんの前触れもなく、「自分は死ぬのではないか」「頭がおかしくなってしまうのでないか」という恐怖感、不安が強く襲い掛かります。

動悸が早くなり呼吸がうまくできなくなるといった身体的な不調も同時に襲い掛かります。

特に初めての発作がおきたのが電車の中や、エレベーターの中など閉鎖的な場所や人ごみのなか等だと「また同じ場所に行くと発作に襲われるのではないか」と不安になり想像だけで発作を起こすことも少なくはありません。

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周囲は「気のせい」などとあしらうのではなく、一度発作を起こしたら精神科への受診をするとよいでしょう。

精神病の種類③

5、摂食障害

いわゆる拒食症や過食症といわれているものです。

若い女性に多く、どんなにやせていても「自分は太っている」、という気持ちが強いのです。

症状としては必要以上に食べてしまう、お腹がいっぱいな気分にならず無理やり食べ物を詰め込むいわゆる「過食状態」から食べてしまったことへの罪悪感から指を口にいれて吐き出したり下剤を乱用する、食べ物を摂取しないという「拒食状態」が交互にきます。

また中には「過食状態」がなく「拒食状態」のみが発病するパターンもあります。

しょっちゅう体重計に乗ったり自分の体重が気になってしまい食事もとらなくなる状態です。

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本人は食べてしまった罪悪感から精神面で非常に苦しんでいる場合が多いです。

気が付いたら早めにやんわりと受診をすすめてあげると良いですね。

6、PTSD

自身の命に関わる大災害や非常に強い恐怖を感じる事故にあって(たとえば大災害やレイプなどやDV、ひどいいじめなど)精神的症状がおこり本人はとても苦しみます。

体験がフラッシュバックすることにより不眠や悪夢をみることが多いです。

このような状態になっても数週間は様子をみましょう。

自然となおる場合もありますが、数週間みても不眠などが解消されない場合はすぐに精神科で受診しましょう。

周囲の対応としては「つらい」事件を無理に根掘り葉掘りきいたりせず苦しんでいる本人に理解を示して温かい気持ちで接してあげると良いでしょう。

3精神病の種類③

5、境界性人格障害

人格障害は枝分かれしていくつもありますが、代表的な人格障害が境界性人格障害になります。

感情のムラが激しく、周囲の人に前触れもなく激怒したりしますが、反面、孤独に弱く誰かに依存しがちです。

依存する対象である人物が、自分を拒否すると相手を罵ったり批判したりします。

この精神病は非常に気分の波が激しくひどい場合だと周囲の人物に暴力をふるったり、自殺未遂や自傷行為(主にリストカット)などが現れます。

原因はさまざまですが、主に子供の頃や思春期などの、家庭内の問題が多いとされています。

本人では気づきにくい病気であり、周囲の人がよく観察し、精神科への受診へと促しましょう。

周囲の人は患者さん本人の言動や行動に振り回されがちですが毅然とした対応をしましょう。

6、アルコール依存症

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依存症もまた色々な種類があります。買い物依存症や、パチンコ依存症など。

ここではアルコール依存症の例をあげていきます。

お酒が好きな人はたくさんいますよね。

ただアルコール依存症は「好き」を、通り越してアルコールを延々と毎日飲み、アルコールがなくなると頭の中がアルコールのことばかりになってしまいます。

またアルコールがきれると手の震えやけいれんなども起きてきます。

また飲酒した後に酒乱になったりと問題行動が非常に多くなります。

そのほかに内臓疾患なども現れてきます。

まずはこの場合内科への受診を受けて内臓に問題がないか確認し、それから精神科への受診をおすすめします。