Pocket

  [スポンサードリンク]

目次

基本的な配置

将棋の中でもゲームで使用する為の駒についてのお話を進めていますが、この駒には様々な種類が存在し、その動きを戦略的に使うことによって将棋の腕前を上げていく事が出来ると言いました。

実際にこの将棋を初心者から始める方であればルールを1から把握していく必要があるのですが、その中でも将棋の駒をどのように配置するのかと言う事が分からないかと思います。

私が初心者の時もそうだったのですが、この将棋のゲームを始めるまでに将棋の駒の動きと配置を覚えるだけでも相当苦労したものです。

だけどこの配置さえ覚えてしまえばゲーム自体を始める事ができるので、その事でもサクっと覚えてしまいましょう。

まずは、将棋板で最重要の駒である王将(玉将)ですが、これは自分陣地の後方中央に設置するようにしましょう。

そしてその王将(玉将)の左右に金、更にその隣に銀を並べるようにしましょう。

中央から王将→金→銀と言う流れで配置する事まではまだ覚えやすいのですが、その隣に来るのが桂馬・香車と言う駒です。

これを全て並べる事で一直線の後方ラインが出来上がると思うので、まずはココから頭に叩き込んでおきましょう。

このラインを覚えてしまえば後は簡単で、角桂馬の前に右から飛車・角と言う駒を設置し、そのラインの前に歩を一直線に並べれば完成します。

各ラインの並び方には、今後説明していく為の重要な戦略が隠されており、この並べ方を覚えてしまえば一先ずゲーム開始は可能になります。

  [スポンサードリンク]

駒を取る場合

将棋というゲームには将棋の駒の動きを把握しておくことと駒の基本的な配置を知っておく事が最前提になると説明したのですが、更に将棋には特別な駒の動かし方が存在します。

最初に配置された駒の場所から1つずつ動かして将棋の対局を進めていくのですが、このゲームを進めていくうちに自然と持ち駒と言う物が出てきます。

持ち駒とは、自分の駒を進めることによって相手の駒の場所に重なった場合、相手の駒を自分の駒として使用する事が可能なのです。

その持ち駒を実際に使う場合には、通常の配置とは違って特別なルールが決められています。

この持ち駒をどこに配置するかによっても将棋の勝敗は大きく左右してくるのですが、所持している持ち駒を使用したいときには、空いている桝目であればどこに設置しても良いのです。

後に紹介していく二歩と言う禁止ルールを除けば、持ち駒は将棋板のどこに置いても良い訳であり、この持ち駒の一手によって王将を取ってしまう事も十分可能なのです。

だからこそ、駒を取る場合にはどの駒を取れば自分に有利になるのかと言う事もしっかりと考えながら進めていく必要があり、良い持ち駒を取ってしまえば自分が勝利の方向に持っていく事が出来るのです。

将棋とは、最初に配置された駒だけではなく、実際に相手の駒を取る事によって持ち駒と言う便利なアイテムに変化します。

この持ち駒には禁止ルールを除けばどこに配置しても良いので、将棋を勝利に導くためにはとても重要な物なのです。

対局を開始!


出典:http://kifulog.shogi.or.jp/oui/

将棋とは、将棋の駒の種類を把握してその駒の動きを理解する事、更には基本的な配置の仕方を理解して持ち駒の使い方を知っておけばゲームは開始できます。

これらの知識は将棋をやる上での必要最低限な事であり、この上に様々な戦略や技法を使い分ける事によって将棋の腕前を上げる事ができるのです。

だからこそ相手と一戦でも多くのゲームを重ねる事によって将棋を上達していく事は言うまでもありません。

これらの知識を実際に生かしてゲームを進めていくには、対局の開始マナーを知っておきましょう。

将棋のゲームの事を固い用語で言うと対局と言うのですが、この対局を開始するにはまずは先攻後攻を決めましょう。

もちろんラフなゲームであれば決め方はじゃんけんでも何でも良いのですが、公式ルールに即して進めていくには歩の駒を5つ使って表目の出た数の多い棋士が先行になる、と言う方法です。

いずれかの方法に使って順番を決めることが可能であり、これさえ決まってしまえば後は将棋板に駒を並べてゲームを進めていけば良いのです。

対局が終わればお互いに感想を言うような場面も公式戦では存在しますが、遊び程度でやる分にはラフに進めていけば良いでしょう。

対局を実際に開始するには、先攻後攻の順番を決めて駒を配置する事によって開始できます。

実際に正式なルールで進めていきたいのであればこの限りでは有りませんが、初心者の方であればまずはこのような簡単な形からスタートしてゲームを進めていく事で、楽しみが実感できるかと思います。