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私が紹介するのは、私の青春バイブル「ハチクロ」です。

美術大学を舞台にした、青春ラブコメディーです。

イラストがほんわかして可愛いくて、色合いもパステルカラーでどくとくの色使いが私は好きです、イラストで手にとったかたも多いのではないでしょうか。

また、個性的なキャラクター達も魅力的です。

ヒロインの 花本はぐみ こと「ハグちゃん」小柄で人見知りですが、すごい美的センスの持ち主で、他の生徒や先生から一歩おかれています。

ですがそのせいでプレッシャーを感じて体調を崩してしまったり辛い経験もしますが、そのなかで、ユックリではありますが強くなって行く姿がえがかれています。

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そんな彼女に恋をするのが…

竹本佑太。

ハグちゃんとは学科が違うんですがとある事から一目惚れをして、一緒にいるにつれて彼女の中身も好きになってゆきます。

竹本君は、本当に実在しそうな素朴な男の子で、優しい子です。

彼も壁にぶつかり、もがき苦しみ、何かを自分で見つけだそうと奮闘します。

なんだか、誰もが1度は経験する人生の分かれ道というのか…現役の大学生が見たら共感できたり、社会人になった方がみたらこんな時もあったなーとどなたが読んでも何かを感じられるのではないでしょうか。

そんな二人の中に入りこむ、忘れちゃいけない
森田忍、8年生(笑)彼もハグちゃんに一目惚れします。

最初はハグちゃんの才能に引かれ段々と彼女自信を好きになってゆきます。

彼も凄い才能の持ち主で、世界にも通用するほどの力をもっています。

しかしなんといっても、キャラクターが面白いです。

神出鬼没、天才だからこそ分からない美的感覚、前向きで明るくて、自分勝手で、なのに憎めないそんな人です(笑)

しかし彼には暗い過去があり、その過去を見続けていて、悩んでいます。

まだまだいます。

素敵キャラクター。

山田あゆみ、陶芸科の美少女&美乳&美脚。

この子もとある事からハグちゃんと友達になり大の仲良しになります。

実は彼女にも好きな人がいて、本当に一途で真っ直ぐ過ぎてぶつかってばかりいて、愛くるしいです。

そんな彼女になびかないのが
真山巧なのですが、彼には別の好きな人がいてその人をストーカーの如く(笑)一途に思っていて…

真山も アユのまるわかりの態度に気づいていてアユを自分からつきはなそうとしますが…アユは諦めることができず…

ある日、飲み潰れたアユを真山が運ばなくてはいけなくてオンブをして帰るシーンがあるのですが、酔っぱらいのアユが思わず溢れる真山への思いをストレートに「真山が好き」とずっと言い続けるんです…もーう泣けて泣けて 何度読み返ししても泣けます。

なぜ!真山はアユじゃだめなんだー!!と叫びたくなります!

しかし、こんな青春胸キュンだけじゃないのが「ハチクロ」の良いところでして。

お笑い要素がてんこ盛り(笑)

アユとハグちゃんのゲテモノ料理、味を想像しただけで吐きそうな料理のオンパレード。

プードルの緑ちゃんとか(笑)
なんだかクスッと笑ってしまうんですよね。

この作品は、可愛らしいだけでなく現実にありそうな人の心の描写が美味くえがかれていて、繊細な作品だと私は思いました。

こー 爽快通快な展開はないんですが、見ていると読む方によって色々な捉え方ができると思います。

良かったら、読んでみてくださいませ。