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切り花によし!鉢植えによし!リンドウを育ててみよう
秋を代表する野草のひとつ「りんどう」
穏やかな太陽の光が大好きで、
日光が当たると綺麗な紫色の花を咲かせます。
自生しているリンドウも美しいですが、
自分で育てたリンドウはまた格別。
そんなリンドウの育て方とポイントをご紹介します。
リンドウに最適な用土
リンドウの栽培には水はけの良い酸性の土が適しています。
鹿沼土7、ピートモス3の割合で混ぜた用土を利用します。
リンドウ栽培のポイント
・苗を選ぶ時は葉色が良く、ある程度花の咲いたつぼみの良いものを選びます。
・日当たりを好むので真夏以外は日光に当てて育てます。
・暑さと蒸れを嫌うため、真夏は風通しの良い涼しい場所で栽培します。
・根は極端に乾燥させないように水切れに注意します。
・4月~8月の生長期は10日に一度程度の液肥を与えると良く育ちます。
・株の更新は2~3年。
・冬季は、霜に当たらないように注意すれば軒下で越冬出来ます。
花色の美しいアルペンブルー
アルプスの名花として親しまれているアルペンブルー。
茎が短く、アサガオのような美しいブルーの花が咲きます。
アルペンブルーも通常のリンドウを育てる方法と同じで栽培します。
・風通しと日当たりの良い場所で育てる。
・土の表面が乾いたら水やりをする。
・市販の山野草の土など水はけのよい用土を使う。
・年に2~3回の化学肥料の追肥を行う。
切り花に最適なエゾリンドウ
エゾリンドウは北海道に自生し、
長くスラリと伸びた茎にたくさんの花をつけるため、
切り花には最適な種類です。
鮮やかな濃紺の花色がとても綺麗です。
エゾリンドウに限らず、リンドウは
その存在感から切り花には最適な花です。
最近では早咲き品種が登場して
初夏から楽しむことも出来るようになりました。
お盆やお彼岸にはブルー系、
ギフトやアレンジ用にはピンク系など、
幅広い用途に活躍するリンドウですが、
天候の影響を受けやすいので
雨や蒸れなどには注意が必要となるようです。
敬老の日向け リンドウ白寿
敬老の日の定番ギフトともいえるリンドウの鉢植え。
リンドウは敬老の日にぴったりの花です。
リンドウの鉢植えの中でも敬老の日におあつらえなのが「白寿」。
リンドウ白寿は、青と白のコントラストが美しく、
おじいちゃん、おばあちゃんへの「元気で長生きしてね」という
気持ちがこもったリンドウです。
お値段も3,000円前後からとお手頃価格。
お花屋さんは、派手すぎず、暗すぎず、
ゴージャスに上品に素敵にラッピングしてくれますので、
敬老の日には絶対おすすめの鉢植えです。
おじいちゃん、おばあちゃんだけでなく、
ご家族までもが感激することでしょう。
リンドウの植え替え
リンドウは根詰まりを起こしやすいため
2年に1回は植え替えします。
植え替えの適期は3月~4月上旬です。
リンドウは暑さに弱く、
寒さには強い植物です。
鉢植えや切り花としても楽しめる用途の広さも人気のひとつ。
初心者にも比較的簡単に栽培できますので、
一度試してみてはいかがでしょう。