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卒業祝いのし袋の選び方は?表書きは何て書く?
卒業祝いにお祝い金を包むのし袋ですが、
のしの袋種類や表書きなど分からない事が多いですよね。
今回はのし袋の種類や表書きの書き方、
卒業祝いののしに関するマナーについてご紹介します!
卒業祝いに使うのし袋の種類は?
のし袋の種類は大きく分けると2種類になります。
①結婚以外のお祝いに使う蝶結び
蝶結びは、簡単に水引(赤白のヒモが結ばれている部分)が
簡単にほどけてまた結べるという事から、
人生で何度あっても嬉しいお祝いごとの際に使います。
②結婚式関係に使う結び切り
結び切りは水引が固く結ばれているので、
ほどくのが難しいという事から、
人生に一度きりにしたいお祝いごとの際に使います。
卒業祝いは子供の成長のお祝いになります。
これは何度でもお祝いしたいものです。
なので卒業祝いに使うのし袋は、①の蝶結びを選んで下さい。
水引って何?種類はあるの?
水引とはのし袋の包みを結びとめる飾り紐の事です。
紐の色や本数にはちゃんと意味があります。
卒業祝いなどのお祝いごとには紅白、赤白、金銀を使います。
弔事には白黒、双白(白のみ)などを使います。
紐の本数が多い方が、格式と金額が上になります。
水引の本数には3本、5本、7本、10本などがありますが、
基本的なお祝いには5本を用います。
5本というのは、手の指の本数を現していると言われています。
卒業祝いの場合も5本の水引を選んで下さい。
卒業祝いののし袋の表書きは?
水引の結び目の上の部分に、「卒業祝」または
「祝御卒業」、「御卒業御祝」と書きます。
水引の結び目の下の部分に贈り主の姓名を書きます。
贈り主の姓名は表書きよりも、やや小さ目に書いて下さい。
卒業祝いの相手の名前を入れたい場合は、
左上に小さめに書きましょう。
のし袋の書き方のマナーですが、ボールペンや
サインペンで表書きを書いてはいけません。
表書きは毛筆で書くのが正式です。
ただし苦手な場合は筆ペンでもOKです。
卒業祝いのお返しの場合ののし袋は?
卒業祝いのお返しの場合も、
5本の水引の蝶結びののし袋を選んで下さい。
表書きは水引の結び目の上の部分に、
「卒業内祝」または「内祝」と書きます。
水引の結び目の下の部分に贈り主の姓名を、
表書きよりもやや小さ目に書きます。
卒業祝いのお返しの場合も、
ボールペンではなく毛筆で書くのがマナーです。
のし袋の種類や表書きを正しく準備する事は、
人とのお付き合いの上での大切なマナーです。
卒業祝いという大切な場面でミスをしないよう、
のし袋の種類や表書きはきちんと知っておきましょう!