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目次

どうしたらいいの?快気祝いののしについて教えて。

病気やけがの手術で長い入院をした後に、退院した時にはお見舞いに来てくださった方々へ感謝の気持ちと共にお礼の品を贈る快気祝いがあります。

贈る時期は、退院後10日以内にお礼の言葉や回復の報告と共に品物を贈ります。

そんな快気祝いには熨斗をかけるのが一般的です。

そこで今回は、快気祝いにかける熨斗についてご紹介しようと思います。

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快気祝いの熨斗は結び切り

熨斗にはさまざまな種類がありますが快気祝いの熨斗には紅白5本の水引きで結ばれた結び切りを使います。

結びきりの意味は、一度結んだらきれないということです。

ですから、病気やけがのように何度も起こっては困ることを避けるためにこの結び切りを使います。

快気祝いの熨斗の書き方は?

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退院後に全快している場合には、熨斗の表書きには「快気祝」または「全快祝い」、「内祝」と書きましょう。

また、退院はしたけれど、自宅療養などでまだ病気がのこっている場合には「退院内祝」と書きましょう。

入院がまだ長引きそうな場合には、お見舞いのお返しとすることもできます。

その時には熨斗には「お見舞い御礼」と書きましょう。

下の段には、水引きの下には自分の姓を書きましょう。

入院中にお見舞いの品を貰った場合には、快気祝いの品物といっしょに御礼状をおくります。

全快や退院の喜びや退院後の報告、心配やご迷惑をかけた方への感謝の気持ちを込めてお礼状もいっしょに贈りましょう。

お礼状には

「ご心配をおかけいたしました」

「おかげさまで全快いたしました」

「○月○日無事に退院しました」

「快気祝いに粗品をお送りいたしました」

といった内容を入れるといいでしょう。

まずは快気祝いの品を選ぶ

快気祝いの熨斗のかけ方をご紹介をしましたが、まずは快気祝いの品をえらばなくてはいけません。

快気祝いの品は、お見舞い金の半分から3分の1が相場とされています。

快気祝いには「完全に治った」「あとに残らない」という意味でも消えてなくなる消え物がよいとされています。

ですから、食品や洗剤などを選ぶと良いでしょう。

そこに上でご紹介したような熨斗をかけ、お礼状を添えれば失礼のないような快気祝いを贈ることができるでしょう。

まとめ

快気祝いは、自分や家族が入院したりしないとなかなか贈る機会はありませんから、マナーを学ぶ機会も少ないと思います。

今回、ここでご紹介したような品物を選び、熨斗をかけて、お礼状を添えることが基本とされていますので、相手の好みによってさまざまな品物を選んで贈るようにしましょう。