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あなたの成長が何よりのお祝いです
子供の成長の節目「入学式」
子供が生まれた時は、無事に生まれてくれたことに感謝します。
生まれてくれば元気で健康に育ってくれるようにと願います。
毎日、身を削る思いで心配して育ててきた子供が無事に成長する姿は、
親や祖父母にとって、かげかえのない宝であり、生きがいでもあります。
子供の成長の節目を祝う「入学祝い」は特別な存在であり、
義理でお祝いするのとは違い、真心が形にあらわれるお祝いです。
どんなにお金をかけても足りないほどに真心こめて祝ってやりたいものですね。
入学祝いとは
入学祝いとは、幼稚園や小学校の入学式を迎える家に贈るお祝いであり、
身内だけで行う内祝いのひとつです。
入学祝いを贈る相手
入学祝いの基本は、あくまでも一親等、二親等の親族同士で行うもの。
三親等ぐらいまで関わることもあります。
それ以外は付き合いの深さの程度で贈ることもあります。
入学祝いの相場
入学祝い金として現金を贈る場合の相場は、付き合いの深さ、
血縁などで異なりますが、およそ5000円~10,000円程度です。
入学祝いはどんなものを贈ればいいのか
学習机やランドセルは両親や祖父母が贈ることが多いため、
それ以外のもので考える必要があります。
何が欲しいか希望を聞くという意見もありますが、
聞かれても正直には答えにくいものです。
「新築の家」とでも答えればある意味笑って流せるでしょうが、
その場に寒い風が吹くのは必須。
気心の知れた間柄など、付き合いの深さによって、
はっきりと欲しいものを言ってそれをお祝いとして贈ることが出来るなら
それも良いですが、それらが難しい場合にはこちらで独断で準備しましょう。
入学祝いとして贈られるものとして、
文具、現金、図書カード、商品券、地球儀、
辞書、腕時計、バッグ、財布などがあげられます。
どうしても思い浮かばない場合には、
図書カードや文房具券、現金などを「入学お祝い」として贈るのがよいでしょう。
現金はいくらあっても邪魔にはなりませんし、
入学にかかわる準備や、好きなものが揃えられるメリットもあります。
入学祝いを贈る時期
入学祝いを贈る時期は、
入学が正式に決まってから入学式の前までに贈るようにしましょう。
最も最適な時期は、3月初旬~入学式のおよそ1週間前までといわれます。
いずれも余裕を持った対応が必要です。
入学祝いのお返し
入学祝いは、家族間でのお祝いであるため、
入学祝いのお返しは原則不要ですが、入学祝いを頂いた場合には、
必ず礼状を出すようにします。
品物でお返しをする場合には、お祝いを頂いたらすぐに電話などで
お礼を言い、1ヶ月以内にお返しを届けましょう。
お返しの相場はお祝いの半額程度を目安に、
お祝いの額を超えないよう配慮します。
入学祝いは真心なくしては出来ません。
だからこそ、贈る方も贈られる方も感慨深いものがあるのです。