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目次

熱中症は上手に付き合えば怖くない!

年々暑さが厳しくなる夏、熱中症にかかる人が増えてきています。

熱中症は予防が出来ます。

熱中症とはなんぞや・・・を正しく理解してしっかり予防し、爽やかな楽しい夏を過ごしましょう!

熱中症とは

熱中症とは、気温の高い環境下で水分などが失われ、体の熱が放出されなくなってしまう疾患です。

熱中症の症状

めまい、失神、吐き気、虚脱感、意識障害、高体温、けいれん、頭痛などが症状としてあらわれます。

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熱中症になりやすいタイプ なりにくいタイプ

年齢や体調、生活環境、暑さに強い・・・といったさまざまな要素によって、熱中症になったり、ならなかったりします。

熱中症になりやすいのはどんな人なのでしょう。

乳幼児・子供

乳幼児は圧倒的に熱中症になりやすいので注意しましょう。

暑い環境下では、人間の体は汗をかいて体表面から汗を出し、体温を一定に保ちます。

子供は大人ほど体温の調節機能が発達していないことと、体表面積が大きく暑さの影響を受けやすいために、熱中症になりやすいのです。

特に、乳幼児の場合は、自分で服を脱いだり水分補給をすることが出来ず、熱中症になりやすいので、十分に注意する必要があります。

高齢者

高齢者の場合、水分補給不足で熱中症になる人が非常に多いです。

これによって血液の濃度が濃くなってしまいます。

このような場合は、のどの渇きを解消するように大脳が指令するのですが、その仕組みそのものが低下していることから、渇きに気付きにくくなって脱水症状を起こしてしまいます。

さらに、高齢者は体温調節機能が低下しているために、汗をかきにくくなってうまく体温を下げることが出来ません。

若くても熱中症の危険と背中合わせ普段健康な人であっても熱中症になりやすいので、体に何らかの異常を感じる場合には無理をせずしっかりと休養をとるようにしましょう。

また、以下のような体調に異変を感じる場合も注意が必要です。

・体調が悪い
・肥満
・既往症がある
・薬を服用中
・暑さに慣れていない
・厚着が必要な職業
・頑張りすぎる

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熱中症を予防するには

子供と高齢者は熱中症になりやすいので、十分に注意して熱中症を予防しましょう。

子供の熱中症を防ぐ

・顔が赤い、汗をかくなどの変化を注意深く観察しましょう。
・放熱しやすい服装をさせましょう。暑い時は上着を脱ぐなどの指導も忘れずに。
・のどが渇ききってしまう前にこまめに水を飲ませましょう。
・そばについて日差しの下で遊ばせるなど、暑さに慣れさせましょう。
・短時間でも車内放置は厳禁です。冬季でも直射日光で温度が上昇します。

子供向けの熱中症対策グッズも要チェックですね。

高齢者の熱中症を防ぐ

・室内の温度と湿度に注意し、風通しをよくして快適な空間を作りましょう。
・のどの渇きを感じにくくなります。家族が水分補給を見守りましょう。
・枕元に水分補給が出来る状態を作っておきましょう。
・ぬるめのお湯で入浴するよう注意しましょう。
・入浴後の水分補給をすすめましょう。

炎天下で無理をしたり、締め切った室内でじっとしているだけでも熱中症のリスクは高くなります。

熱中症を予防するには、「無理をしない」ことが大前提。

夏が暑いのは当然のこと。

暑い夏がなければ作物も育ちません。

適度に太陽の光を浴びなければ、人間は極度のビタミンD不足となります。

太陽を悪者にしてはいけません。

大自然の恵みに感謝をしつつ、暑さと上手に付き合えば、熱中症を防ぐことが出来るのです。