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チゴユリの育て方は?毒ってあるの?
皆さんはチゴユリをご存知でしょうか?
その名前を聞いて、直ぐにどのような花かわかる方は
お花が好きな方かもしれませんね。
チゴユリはとても可愛らしいお花を咲かせ、
日本各地で見ることができます。
そんなチゴユリを自宅で育ててみたいという方もいるでしょう。
そこで今回は、チゴユリについてご紹介しましょう。
チゴユリはどんな花?
チゴユリは平地から山地の落葉広葉樹林に
生えている植物で日本では各地で見られます。
すこし湿気のある、腐植質の積もった場所に生息します。
上部が弓なりに曲がる茎の先に1センチほどの
白いかわいいお花を3輪ほど咲かせます。
冬になると地下茎の先端の目と、わずかな根だけを残して枯れてしまいますが、
残った目から次の年も株が成長します。
ちなみにチゴユリの花言葉は、「私の小さな手をいつもにぎって」です。
チゴユリの育て方は?
チゴユリは午前中に日がさして、午後は明るい日陰になる場所が最適です。
日差しが強くなる時期には遮光下において日焼けや構音障害を防ぎましょう。
植え付けは2月から3月柄、新芽と根だけになった株を掘り出して
枯れた部分を取り除いて植えます。
用土は赤玉土に軽石、高湿鹿沼土などを混ぜたものがおすすめです。
水やりは、常にある程度湿度が必要なので、
萎れている場合には充分な水やりがひつようです。
増やし方は、親株と地下茎は休眠中に枯れてしまうので、
植え替えれば株分けが出来ます。
病気はほとんどみられませんが、アブラムシやハダニが
着くことがありますから気をつけましょう。
このようにあまりお手入れも必要が無く、植え付けも簡単なチゴユリ。
ベランダでも楽しめるのでぜひ育ててみたいですね。
チゴユリには毒があるの?
チゴユリには毒があるのではということが言われていますが、
今のところ毒性は確認されていないようです。
けれども同じチゴユリ属の仲間であるホウチャクソウは有毒で
食べると下痢や嘔吐などを引き起こします。
ですから、チゴユリも食べない方がよいでしょう。
チゴユリのなかまオオチゴユリ
オオチゴユリは茎の高さが40~70センチで、
20~30センチのチゴユリに比べると大きいです。
葉は長楕円形でかなり大きくとがっています。
花は1,5センチ~2センチの白いお花で、こちらも可愛らしいです。
いかがでしたか?
チゴユリについて、すこしは理解していただけたでしょうか?
自分でお気に入りの植物を育てるのは癒しの時間にもなりますから、
育て方が簡単で可愛らしいお花を見ることのできるチゴユリを自宅でも楽しみたいですね。