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指の皮がむける原因!症状と対策は?
指の皮がむけるという症状が出る場合には、いくつかの原因があります。
指の皮がむける原因と、その症状や対策についてご紹介します!
指の皮がむける原因①「水虫」
指の皮がむける原因の1つめは、白癬菌(はくせんきん)が増殖することによって水虫になってしまうことです。
白癬菌は温度が高く湿度が高いな場所を好みます。
なので水虫によって指の皮がむける症状が出るのは、蒸れやすい足に発症することが多いのです。
水虫には3種類があります。
“趾間型”は基本的に指と指の間にでき、皮がふやけてただれたり、指の皮がむけることもあります。
“小水疱型”は基本的に小さな水ぶくれが出来て、その箇所が赤くなります。
“角質増殖型”は基本的に指の皮膚が固くなり、ひび割れしたり、指の皮がむけることもあります。
水虫は種類によって多少症状が違います。
指の皮がむけることもありますし、またかゆみを伴う場合が多いです。
指の皮がむける原因②「汗」
手の平や足の裏に汗を大量にかいてしまう多汗症の人は、湿疹が出来て指の皮がむけることがあります。
手掌多汗症の場合は手汗治療が必要です。
見た目は水虫とほとんど変わりませんが、汗疱(かんぽう)という症状で人に感染することはありません。
いわゆる“あせも”の一種のようなものです。
指の皮がむける原因の1つですが、軽い症状であれば自然に治ることが多いです。
症状が悪化してしまうと、湿疹が出てくる可能性もあります。
水虫なのか汗疱なのかは素人判断は難しいので、当てはまる症状の方は皮膚科で診てもらいましょう。
指の皮がむける原因③「自律神経の乱れ」
季節の変わり目だけ指の皮がむけるという場合は、自律神経の乱れが原因であることが多いです。
季節の変わり目は気温の上下が激しいので、自律神経にもとても負担がかかってしまいます。
そして自律神経のバランスが乱れてしまうんです。
自律神経が乱れると体調を崩すこともありますが、肌へも影響を与えるので指の皮がむけることもあるのです。
また自律神経の乱れは季節の変わり目だけでなく、ストレスや睡眠不足の影響もあります。
なのでストレス解消を心掛けたり、
良質な睡眠をしっかりととるようにしましょう。
自律神経の乱れによって指の皮がむける場合は、ハンドクリームでしっかりと保湿して下さい。
また食事のバランスにも気を付けましょう。
指の皮がむける原因④「乾燥」
冬などの乾燥している季節や、水仕事をよくすることが原因で指の皮がむける場合もあります。
乾燥している季節や水仕事をよくすると、肌表面の油分が失われてしまいます。
すると肌のバリア機能が損なわれてしまい、皮膚が敏感になり、指の皮がむけることもあるのです。
乾燥が原因で指の皮がむける場合は、とにかく保湿することが大切です。
ハンドクリームをこまめに塗るように心掛けましょう。
指の皮がむける原因についていくつかご紹介しましたが、当てはまる原因はありましたでしょうか?
汗や乾燥が原因で指の皮がむけるだけでしたら、しっかりケアしてあげれば自然と治っていきます。
しかしかゆみを伴ったり他にも症状が出る場合には、きちんと皮膚科で診てもらいようにして下さいね。