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胃潰瘍の症状について。原因は?初期症状は?
セルフチェックはできる?
胃がもたれたり、きりきりするなど胃の悩みはいろいろありますね。
その中でも胃潰瘍は、胃の皮膚や粘膜などの表面がただれて崩れ落ちている状態になっていることをいいます。
もしかしたら胃潰瘍かも?
そんなときに困らないように、今回は胃潰瘍の症状や原因についてご紹介しようと思います。
胃潰瘍ができる原因は?
人は食べ物を食べた時に消化してくれる胃液がでます。
この胃液には胃酸が含まれていて、胃の粘膜を消化する程の酸性度があります。
ですから胃粘膜が消化されないように胃は粘液をだして守っています。
この胃酸が攻撃因子、胃粘膜の抵抗力や粘液が防御因子として普段はバランスよく保たれているのです。
けれども攻撃因子の胃酸が強くなってしまうと体の抵抗力が低下します。
粘液の分泌が減ってしまうことで防御因子が弱くなってしまうのです。
すると胃酸が胃粘膜を消化して傷つけてしまうので胃潰瘍になります。
胃潰瘍の症状は?
それでは、胃潰瘍はどのような症状があるのでしょうか?
胃潰瘍は、胸やけや食欲不振、みぞおち病などがあります。
これは潰瘍の程度や場所によってさまざまなあります。
一般的には、胃潰瘍の場合には食後に痛みが強いといいます。
胃潰瘍のセルフチェック方法は?
自分が胃潰瘍かどうかをチェックしたい場合には、セルフチェック方法がありますのでご紹介します。
1)みずおちに差し込むような痛みやシクシクする痛みがある
2)空腹時に痛みがあったり、ものを食べると痛みが和らぐ
3)食事をしたあとに痛みがある
4)胸やけやゲップがよくおこる
5)吐いたものに血が混ざったり、血のかたまりを吐く
6)真っ黒な便がでる
7)便秘をしている
8)貧血やたちくらみがある
9)食後に腹部がふくれたり、嘔吐したいする
10)急に激しい腹痛がおこる
この10個のチェック項目をみて、症状がある場合には、まずは専門医を受診してみましょう。
もちろん、この項目以外でも胃に違和感があったり気になることがある場合には、早めに専門医を受診して相談してみるとよいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
胃潰瘍と言えば、よく耳にする病名ですが、自分が胃潰瘍になっているかもしれないと考えたことがある人は意外に少ないのではないでしょうか?
今回ご紹介した症状やセルフチェックリストをみて思い当たることがある人は、できるだけ早く診断を受けた方がよいでしょう。
また、このような症状がある病気だということを知っていれば、いざというときに焦らずに対処することができるでしょう。