足の付け根の痛みの原因って何?生理前は婦人科系?
皆さんは、足の付け根に痛みや違和感を感じたことはありませんか?
ちょっと痛みを感じても知らないうちに治っていたなんてこともありますが、長年痛みが続いているなら、それは何かの病気かもしれないと気になりますね。
そこで今回は、足の付け根の痛みについて、その原因などについてご紹介しようと思います。
足の付け根の痛みにはさまざまな原因が!
足の付け根に痛みがあったり、違和感があったり。
とくに中高年の女性の場合に考えられるのが、股関節が変形する変形性股関節症が原因となっている場合がほとんどです。
変形性股関節症にもいろいろありますが、そのほとんどが臼蓋の形成不全が原因で発症するといわれています。
臼蓋が小さすぎたりすると股関節に痛みが生じてしまいます。
日本人の場合、先天性股関節脱臼や形成不全などがありますが、外傷や炎症の結果起こることが一番多いようです。
生理前の足の付け根の痛みの原因は?
生理前になると足の付け根に痛みがある女性も少なくありません。
じつは、生理前に起こる月経前症候群では下腹部痛や頭痛だけでなく、足の付け根が痛む、または違和感がある人もいます。
この時の痛みは、鈍痛やチクチクした痛みもあります。
足の付け根は骨盤を通して子宮も動きやすいので、生理前だと痛みを感じることが大きいといえます。
とくに子宮と近いということで排卵痛や生理痛と足の付け根の痛みを混同して感じてしまうこともあります。
また、リンパの流れがわるくなっていて足の付け根の痛みがあることもあり、ほかの病気の可能性もありますので気を付けましょう。
足の付け根の痛みの症状がある病気は?
では、足の付け根に痛みがあると何かの病気の可能性もあるのでしょうか?
たとえば、骨盤内うっ血症候群という病気があります。
これは、生理前後に女性ホルモンの作用により、子宮と共に血管が収縮することがありますがそれが骨盤内の静脈のうっ血を起こします。
そしてリンパの流れたわるくなって痛みとなります。
これは、一時的なことが多いのですが時には静脈瘤ができたりすることもありますので、マッサージでリンパの流れをよくするようにします。
ほかにも、子宮内膜症などでも足の付け根に痛みや違和感があることもありますので、あまり長く症状が続いたり、頻繁に痛みがある場合には早めに婦人科を受診するとよいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、足の付け根の痛みについて、その原因や考えられる病気などをご紹介いたしました。
もしも、足の付け根の痛みが気になっている方は、早めに受診してみることをおすすめします。