これだけは知っていたい!お餅のカビ対策と美味しい保存方法!
みなさんは、御正月にお雑煮を頂きましたか?
お餅といえば、日本人にとってはとても親しみのある食べ物で御祝い事などでもよく出されますね。
とくにお正月前にはたくさんのお餅をついて準備するご家庭も多いのではないでしょうか?
でも、せっかくついたお餅もじょうずに保存しなくてはカビが生えてしまい処分することになってしまいます。
そこで今回は、これだけは知っていたいお餅のカビ対策や美味しい保存方法をご紹介しようと思います。
目次
一番の方法は冷凍保存すること
やはり簡単で一番よいのは早めに冷凍保存することと言えるでしょう。
ここで、上手なお餅の冷凍保存方法をご紹介します。
<準備するもの>
・保存したお餅
・ラップ
・フリーザーバッグ
<上手な冷凍保存方法>
1.まずお餅をラップで一つ一つ包みます。
この時できるだけ空気が入らないようにぴったりと包みましょう。
2.これを日付を記入したフリーザーバッグに入れます。
空気を軽く抜いたらそのまま冷凍庫に入れます。
この方法で保存できるのは、3~4か月程度です。
そして、冷凍していたお餅を美味しく食べるには、一度水をくぐらせてから電子レンジで反解凍してからオーブントースターなどで焼くと美味しくいただけます。
昔ながらの水餅保存法も試してみる
みなさんは、水餅保存法をご存知でしょうか?
この方法は、昔から行われていた方法で、硬くなったお餅を保存することが出来る方法です。
簡単なので一度試してみるのがよいでしょう。
それでは、水餅保存法を御紹介します。
<水餅保存法>
1.まずは固くなってしまったお餅をタップリのお水に漬けておきます。
この時、準備するお水は清潔なものにしましょう。
また、水面からお餅が出ないようにしっかりと漬けましょう。
2.蓋をして冷暗所で保存して、水は毎日取り換えます。
冷蔵庫に余裕があれば、冷蔵庫にいれることをオススメします。
この方法で約1か月保存が可能になります。
この水餅保存法で保存したお餅は、取り出して煮るか、蒸していただくと美味しいのでお雑煮や御ぜんざいに向いています。
からしを使ったお餅の保存方法も
これは、ご存知の方が少ないかもしれませんが「からし」を使ったお餅の保存方法もあります。
<準備するもの>
・和からし(粉からし)
・ふた付きの密封容器
・ラップ
・すだれ
<和からし保存方法>
1.器に和からしをいれて少なめのぬるま湯で練ります。
少し硬めがよいでしょう。
2.密閉容器の底にラップをしいて、その上に1で作った和からしを5ミリくらいの厚さに伸ばします。
その上にまたラップをかぶせます
3.2の上にすだれを敷きます。
4.そしてお餅を並べて密閉容器に蓋をして出来上がりです。
これを冷暗所で保存すると、カビを予防して約1か月ほど保存可能です。
この方法は、水分が抜けてひび割れたりしないのでお餅を美味しくいただけます。
ちょっとからしのニオイが気になるという方もいますが、調理すると消えるので大丈夫です。
つきたてのお餅はどのように保存するのが一番?
せっかくのつきたてのお餅もほおっておくとどんどん乾燥して硬くなってしまいますね。
ですから早めに保存することが大切です。
つきたてのお餅は冷蔵保存でも冷凍保存でもかまいませんが、2日ぐらいで食べられる量なら冷蔵庫にそれ以上なら冷凍保存にすることをおすすめです。
冷蔵庫に入れる場合も1個ずつに切り分けてからラップで包んでジップロックにいれてから冷蔵保存しましょう。
かき餅にするのも最後の手
乾燥してひび割れてしまったお餅はかき餅にするという方法もあります。
もちろん、乾燥していないお餅でも乾燥させてからかき餅を作ることができます。
方法は簡単です。
1.お餅を薄く切って乾燥させます。
もう硬くなってしまったお餅の場合には、風通しのよいところで天日干しにします。
2.からからに乾いたら紙袋にいれて保存して、油で揚げるとカリッと美味しいかき餅になります。
お好みで塩や醤油を振っていただきます。
お餅を乾燥させておけば、カビの心配もありませんし食べたいときに揚げればいいのでお勧めです。
変わったところではココアパウダーをまぶしたり、きな粉をまぶしたりするとお子さまも大好きなおやつのできあがりです。
お餅の保存方法についてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、お餅の美味しい保存方法についてご紹介してまいりました。
お餅の保存方法って1つや2つは知っていたけれど、こんなにあるということは初めて知ったという方も多いでしょう。
せっかくのお餅は最後まで美味しく頂きたいので、ご家庭によって一番の方法を試してみてくださいね。
そして、やっぱり最後はかき餅もおすすめです。
今年は、お餅をしっかり保存してカビ対策もばっちりでしょう。