これだけは知っていたい!銀杏の美味しい食べ方!
秋から夏にかけて公園やイチョウ並木の下に落ちている黄色い実をみたことがある方も多いでしょう。
あれって何だかしっていますか?
実は、イチョウの実つまり銀杏なんですよ。
意外と簡単に手に入る銀杏ですが、実際に殻つきの銀杏を手に入れてもどの様に調理して食べたらいいかわからない。
そんな方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、これだけは知っていたい!銀杏の美味しい食べ方についてご紹介しようと思います。
目次
銀杏はイチョウの実
銀杏は、茶わん蒸しなどに入っている事が多く食べたことがある方は多いと思います。
この銀杏ですが、じつははイチョウの実なんです。
外側は黄色く柔らかい部分で覆われていて、踏んだりしてつぶれると強烈なニオイがします。
さらに皮膚につくとアレルギー性の皮膚炎を起こすことでも有名です。
私たちが食べている銀杏は、この外側の皮のな甲斐ある殻をかぶった部分です。
このからの中にある実はさまざまな料理に活用できます。
銀杏の下処理の方法を知ろう!
上でご紹介したように一般的に公園やイチョウ並木などの下に落ちている銀杏は、ニオイが強烈ですから下処理をする必要があります。
ここで、銀杏の下処理の方法をご紹介しましょう。
<準備するもの>
・銀杏
・水をはって銀杏をあられる容器(バケツなど)
・厚手のゴム手袋
・新聞紙
ニオイが強烈なのでマスクも用意しておくとよいでしょう。
銀杏の果肉は手につくと皮膚炎を起こすことがあるので必ずゴム手袋を着用して作業をしましょう。
<下処理の仕方>
1.まずはバケツなどに水をはります。
そこに銀杏を入れて、外側の皮がふやけるまで浸けておきます。
2.ゴム手袋を着用してふやけてきた外側の皮を外して、銀杏を取り出します。
水を何回かかえながら綺麗に外側の皮を取り除きます。
3.これを天日干しにします。
殻が白くなるまで天日干ししたら下処理の完了です。
銀杏の殻を取るには電子レンジを活用
ここまで下処理できた銀杏ですが、硬い殻がありますのでまずは殻を取り除かないと食べられません。
そこで次は、銀杏の殻の処理の方法をご紹介します。
<準備するもの>
・銀杏
・ペンチやめん棒
・軍手
・新聞紙
・茶封筒など厚めの紙袋
<殻の処理方法>
1.あらかじめ銀杏の殻に切れ目を入れておきます。
方法はいろいろありますが、めん棒でたたいたりペンチで挟んで亀裂をいれます。
2.亀裂をいれた銀杏を茶封筒などの紙袋にいれます。
袋の入り口は2回以上折りましょう。
3.これを電子レンジで加熱します。
だいたい500Wで1分から1分半加熱します。
銀杏が2,3個ポンポンとはじけた音がしたらできあがりです。
加熱しすぎは実が硬くなりますので気を付けましょう。
4.殻は熱いうちに取った方がキレイになりますので軍手をつけてから行いましょう。
銀杏の食べ方は炒ったり茹でたりいろいろ
殻をキレイに取り除いた銀杏は、そのままでも美味しく頂くことができます。
また、茹でておくと他の料理にも活用できるのでとても便利です。
銀杏を茹でるときは、殻を取った銀杏をかぶるくらいの湯でゆでます。
そしてお玉の背で転がしながら茹でると薄皮が剥けていきます。
薄皮がとれて銀杏に透明感がでてきたら銀杏だけをざるにあげます。
食べきれない時には、水煮の上体で瓶詰めにしておきます。
銀杏をつかった美味しいレシピは?
それでは、綺麗に処理した銀杏を使った美味しいレシピもいくつかご紹介しておきましょう。
まずは、「ぎんなんごはん」です。
<材料>
・銀杏40個ほど
・白米 2合
・もち米0.5合
・白だし 大さじ1
・塩 小さじ1
<作り方>
1.白米ともち米を合わせて研いで水に浸けておきます。
2.銀杏は殻をむいて処理しておきましょう。
3.1に分量の水加減をして白だし、塩をくわえてよく混ぜます。
ここに銀杏をのせて、炊飯器で炊きます。
炊き上がったら出来上がりです。
簡単で旬の銀杏をたっぷりと頂ける「ぎんなんごはん」をぜひお楽しみください。
つぎに「鶏肉と銀杏の炒め物」を御紹介します。
<材料>
・銀杏 20個程度
・鶏もも肉 1枚
・長ネギ 1本
・醤油 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・咲け 大さじ1
<作り方>
1.銀杏は殻と薄皮をむいたもので半分に切れ目をいれておく
2.鶏もも肉は一口大にきって、塩コショウ、醤油、酒、溶き卵少々をよくも見込んでおきます。
そして、片栗粉をまぶします。
3.長ネギは1センチ程度の輪切りにしておきます。
4.鶏もも肉はたっぷりの油で素揚げしておきます。
5.フライパンに油を熱したら生姜のみじん切りをいれて、鶏もも肉、銀杏、ネギも加えて軽く炒めます
最後に調味料を加えてよくからめたら、お好みでごま油を垂らしてできあがり。
シンプルだけれど、銀杏の食感と鶏肉との相性を楽しめるレシピです。
銀杏の美味しい食べ方のまとめ
いかがでしたか?
銀杏って自分でも処理して美味しくいただけるということがわかりましたか?
せっかくなので、ご自宅の周りで銀杏拾いが出来るところを見つけて、旬の銀杏を一から処理して美味しく料理してみてはいかがでしょうか。
銀杏の新たな美味しさを見つけることができるかもしれませんよ。