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いきなり薬をストップさせるのではなく減薬から入ることが正しい治療法だと思います。

断薬と同様、減薬も辛い道のりになることは覚悟しておいた方がよいでしょう。

まずは多剤からの減薬です。

基本1錠ずつ減らしていきます。

睡眠薬の場合昼間も入れて必要なほどの睡眠がとれていれば断薬も可能になります。

もしくは薬を三分の一に減らして様子を見てみることも良いでしょう。

抗不安薬の場合は依存しやすいため、何種類か処方されている場合は1種類に絞るのが良いでしょう。

そして一旦長期型の薬に変えて減薬するのがベストだとおもいます。

目次

減薬の速度と量

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減薬開始段階で大量処方で大量処方である場合はやや多めに減薬することが可能です。

しかあし適量に近づいた時は慎重にすすめなければなりません。

脳に減薬を気づかせない程度の少量ずつの減薬が必要となって来るのです。

そして薬が4分の一ほどになったら薬を1日おきに、2日おきに、とすることによって脳への負担を軽減します。

もし急な減薬をしてしまうと

・じっとしていられない

・再発か離脱かわからない

・新たな症状がでてくる

・吐き気、嘔吐、下痢

・発汗

・焦燥感

などなど

ひとによってブレは違うのでこれも医師との相談です。。。

わたしはまだ減薬を試みたことが無いのでどれだけの期間かかるかわかりませんが、ネットなどで見ていると半年以上の治療になっていらっしゃる方もおられました。

このネット社会、同じ境遇の人がいるんだと思うと頑張れそうな気がしてきます。

減薬も辛く長い付き合いになりそうですが、治療のために根気よく続けられるといいですね。

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減薬をする時期

減薬に関しては時期も重要になってきます。

減薬をするタイミングは転居や転勤、主治医が変わって直ぐなどは精神的に不安定になりやすいので避けた方が良いでしょう。

精神的に安定してきて今なら薬がなくても大丈夫そうかもというときがいいのかもしれません。

そしてこの減薬に最も大事なのは患者自身の気持ちと、家族の観察というものがとても重要になってきます。

どの量が今の自分にとって適量かを自分自身でさかすことも大事ですし、くれぐれも無理な減薬や断薬に踏み入ると、そのペースの速い減薬は再発した場合より悪化する可能性があります。

ゆっくりとした減薬にも山あり谷ありは当たり前とおもったほうが良いでしょう。

体に携わっている自己治癒能力を助けるのがお薬です。

なので今まで力を借りていたぶんをなくしていっていつか自分の脚で立てるようになれるといいです。

減薬は本当に何パーセントずづ、の世界で減らしていくので面倒かもしれませんが、ここが踏ん張り時にまるでしょう。薬局などでピルカッターが売ってたり、薬剤師さんによっては事前にカットして渡してくれるところもあります。

ここで念をおしていっておきたいのが、ここで我慢できず薬を大量に飲んでしまったら、今までの頑張りが無意味になってしまします。

辛いでしょうが人生のきっと大事なところなので諦めずに行きましょう。

減薬が辛くてしかたなかったらまた主治医に相談して少しずつ戻していくことも可能だと思うので調子のいい時期、ちょっとチャレンジしてみようかなくらいの気持ちで望んでみるのもいいのかもしれません。

もし生きるのに疲れたら

shinkokyu372

もし生きるのに疲れてしまったら・・・

貴方の周りに支えてくれる人はいますか?

貴方を心配してくれる人はいますか?

もしあなたが死んだらどれだけの人が悲しむと思いますか?

考えてみてください。

私たちは生きているのではありません、生かされているのです。

だから生きる義務があるのです。

本当に誰にも話せないくらい辛いことがあったら、命の電話などのコールセンターに電話してみるのもいいのかもしれません。

人生はトランポリンのようなものです。

下に下がっている今だからこそいつか上に上がれる時がきます。

わたしも何度も生きるのに疲れたとおもっては、どうせ生きてるんだから好き放題やってしまえとおもったり波はあります。

もしかしたら一次的な感情かもしれません。

これから起こる素敵なことを投げ出してしまっては勿体無いです。

生きることにつかれたら死んだように眠ればいいし、どっか遠くに出掛けてみてもいいでしょう。

大自然に触れて命の偉大さを見てくるのもいいでしょう。

好きなものを食べたり、好きなことをしたり、部屋をかたずけてみたり、昔笑ってた自分の写真をみてみたり、何かそれで気持ちが変わるといいです。

人間だれでも生きることに疲れます。

ただ生まれてきた以上、生かされているというのを忘れてはいけません。

わたしも一日に一回は生きるのに疲れます。

しかし今も生きています。

人間は弱いようで本当は強い生き物なのかもしれません。