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バントの神様
出典:http://www.baseball-littleleague.com/index.html
バッティングについて、素振りでフォームを確認しながらトスバッティングやフリーバッティングの練習が必要と言ってきましたが、時にはこんなケースも出てきます。
野球と言うのは、スタメンの9人で打順を回していくチームプレイなので、塁に走者が出ている場合や、自分の足の速さを利用していくバッティングと言うのも存在するのです。
それが、案外プロ野球でも成功率が高くないバントと言うものなのです。
バントには大きく分けて2種類あって、進塁が目的のものか自分が出塁するかのどちらかに分かれています。
前者の場合は、既に塁にランナーがいてそのランナーを絶対的に進塁させるための技であります。
自分が犠牲になるので、犠打とも言われるプレイであります。
後者の方は、自分はバッティングをすると見せかけて突然バントの構えに持ち替えバントをする事で、相手の守備の弱点を利用して出塁を試みる技なのです。
いずれしても、バントという技の技術がかなり必要になってきますので、バントの練習は必須であります。
バントのコツとしては、絶対に転がすという意識をもつ事、そしてボールとバットが当たる瞬間に少しバットを引いてあげることが重要であります。
この2つをバントの際に意識して居れば少しでも上手くなっていくと思います。
プロ野球の世界でも、バントの上手い選手はそれだけで起用される事がある程、需要の高いプレイであります。
バンドの神様になっていれば、自分が打者として出る出番は増えてチームにとって、物凄く必要な選手になってくることでしょう。
内野守備での役割
野球のバッティングについては、実践的な打撃やチームに貢献するようなバントが必要不可欠という話をしてきましたが、もちろん守備においてもバッティングと同様の事が言えてきます。
守備にもチームプレイは必要で、より実践的な内容として各ポジションに実際について守備練習を試みる事がとても大事なのです。
しかし守備には1つだけ、バッティングと大きな違いが生じます。
それは、大きく分けて内野と外野の2つに守備が分かれると言う事なのです。
内野守備での役割と言えば、まずはバッティングで打ち損なった凡打やフライを確実に処理する必要があります。
この凡打やフライと言うのは、バッティングのミスでもあるかと思うのですが、それ以上にピッチャーが良い球を投げてくれた為にこのようなバッティングになってしまったと言う事を考えなければいけません。
その為に内野の守備と言うものは、かなりプレッシャーではあるのですがその緊張感が合ってこそのチームプレイになってくるのです。
そして内野にとっては連携プレイも生じてくるので、そのようなプレイをマスターする事で守備のレベルも上がってくる事だと思います。
内野を守備していく選手にとって、まずはピッチャーの頑張りを意識して常に緊張感を張り巡らしながら守備にあたっていく事が大切です。
もちろん自分の取れる範囲のボールでなくても、積極的にアウトを取って行くという気持ちから声の掛け合いも凄く大事な事です。
チームプレイが目立つ内野にとって、このような意識を持つ事が野球を上達させる秘訣なのかもしれません。
外野守備でのプレー
野球の守備にとって大きく内野と外野に分かれると話しましたが、守備の難しさで言えば、私は外野の方が難易度が高いのではないかと思います。
外野の守備には基本的に、内野でのチームプレーに対して、個人のプレーが目立つと言っても過言ではありません。
その理由は、内野のように限られた空間内でチームが協力しあって守備をしていくのとは対照的に、外野では守る範囲が広い分、自分の守備範囲と言うものが完全に決められているのです。
だからこそ、外野守備には個人の技量が問われる難しいポジションなのです。
外野守備の最低限のラインは、内野と同じでフライとゴロを正確にキャッチする能力でしょう。
しかし中には、ファールゾーンに切れていくフライだったり、ライナー線の強烈な打球も襲ってくるので、そういうものに俊敏に対応できれば外野守備としてはかなり良い選手となってきます。
だからこそ、普段からノックの段階で難しい打球でも決して諦めずに取りにいくと言う練習が必要になってくるのです。
そのように自分自身が1つの打球に対して強い責任感を持たなければいけないところも、外野守備の難しい点と言えるでしょう。
外野守備では、内野とは違い確実に個人のプレーが必要となってきます。
どんな打球でも自分が取ってやると言う、強い気持ちが絶対に必要であり、そのような精神的な強さから自分の能力やスキルも高めていきます。
普段の練習から責任感を強く持って取り組んでいける選手こそが、外野の難しい守備をこなしていけるのです。