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目次

飛車・角無し将棋

将棋の基本事項からルール、序盤の攻め方から終盤まで全てお話を進めてきましたが、最後に将棋を実際に練習する為の練習法についてのお話をしています。

まずはネットを利用したネット将棋を練習法として有効的に使っていくように言ったのですが、このネット将棋は相手の技を奪うために凄く効果的な練習なのです。

もちろんこのネット将棋でも通常のルールとは少し変わった変則的な方法で対局をする事が出来るのですが、その方法とは駒無し将棋なのです。

私がオススメしたハンゲームの将棋であってもこの駒無し将棋が可能なのですが、対局を始める前に予めいくつか駒を抜いて将棋をする事が出来るのです。

この練習法とは物凄く将棋上達の役に立つのです。

まずはこの駒無し将棋をする際には飛車・角という重要駒を抜いて対局してみましょう。

飛車・角には攻撃をする際になくてはならない駒だと思うのですが、これらが無いことによって他の駒によって攻撃体勢を作っていく練習が出来るのです。

もしも大切な対局で早々と重要駒を失った時、飛車や角が無い状況でも対局が進める必要があります。

そのような時に飛車と角が無い将棋をしておけば、凄く攻撃を仕掛けやすくなっているのです。

駒無し将棋の中でもまずは、飛車・角を抜いた将棋の対局をやってみましょう。

この事によってもしも失敗をして重要駒を失った対局であっても、他の駒を使って対応していける力を身に付ける事が出来るのです。

飛車と角無し将棋は、ミスをした時であっても対応出来るようになるために必要な事なのです。

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金or銀無し将棋

将棋を上達させていく為の練習法として、まずはネット将棋を利用して練習を進めていくのが良いと説明したのですが、このネット将棋をする際には駒無し将棋もどんどん試してみれば良いのです。

その為にも、まずは飛車と角の駒を抜いて対局をしていけば良いと言いましたが、この対局をしていればミスをして重要駒を失った際でも対応できる力が身に付けられるのです。

駒無し将棋を日頃からしていれば、全ての駒を有効的に使って対局に臨んでいける力が習得出来、自分の駒を無駄なく活用していく事が出来るのです。

更にこの駒無し将棋を使った練習法をしていきたい方であれば、飛車・角無し将棋の次は金もしくは銀の無い将棋をしていきましょう。

金or銀には対局中でも守りに必要な駒である、と説明しましたが、その事からもいずれかが無い事によって守りの強化練習が可能になります。

金も銀も無い状態で対局をするには王将が単体になってしまい、定跡も何も利用する事が出来ないのですが、どちらか単体が無い状況であれば十分定跡を利用し対局も可能です。

その事から、金or銀の無い駒無し将棋が凄く効果的になってくるのです。

駒無し将棋には、飛車・角を抜いた将棋の次に金or銀を抜いた将棋がとても良い練習方法となります。

金か銀が無い状態であっても定跡を利用して対局を進めることが出来れば、守備の堅い将棋をする事が出来、公式な対局でも
定跡を上手く使える棋士になる事が出来るのです。

金or銀無し将棋にはその事から、棋士に必要な守りを堅くする練習に最適なのです。

将棋のまとめ

将棋の基本的な事から序盤~終盤までのお話を進めてきましたが、これらを実際に練習していく為にはネット将棋や駒無し将棋を使っていく必要があると言いました。

もちろんこれらによって将棋をある程度上達させていく事が可能なのですが、その為にも全ての事を忠実に対局に活かしていけるようにしていきましょう。

定跡や対局で使える技をいくら把握していたとしても、それら全てを利用する事はなかなか難しいものなのです。

だからこそ、しっかりと把握した技を対局に応用出来る様な実用性も身に付けておく必要があるでしょう。

私が実際に対局をしていた時もそうだったのですが、これらの事をしっかりと覚えていても重要な対局ではなかなか使えない物なのです。

友人やネット将棋をしている時であれば様々な技を使うことが出来るのですが、公式戦や重要な時であればパッと思いつく物ではありません。

普段からこのような状況でもすぐに使えるように、柔軟性を強く持って取り組んでおく事が重要なのではないでしょうか。

将棋には自分が把握した技や戦法であってもすぐに使えるとは限りません。

だからこそどんな将棋の対局であっても、状況に応じた戦法を繰り出せるように練習しておく必要があり、柔軟な発想や頭の柔らかさが必要なのです。

最初にも言いましたが、将棋は頭脳戦なので相手がどういう戦略を立てて攻めてくるのかという事をしっかりと把握して、それに対応できる戦法や技をすぐに繰り出せる頭脳を準備しておきましょう。