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目次

コンピュータとプレイヤー

将棋上達法の中でもまずは初心者でも可能なネット将棋についてのお話を進めていますが、このネット将棋には様々なメリットがあり、対局後にはしっかりと感想戦をする必要がある
と言いました。

私がネット将棋をやっていてこれらの事は実感できたのですが、もちろん相手の状況によっては感想戦が出来ない事も有りました。

例えば、将棋ゲームの中でも相手がコンピュータの場合は出来ないのは当然なのですが、相手がプレイヤーであっても対局が終わればすぐに退室してしまう方も多く居ます。

この事から言えるのですが、私が最もオススメ出来る将棋ゲームを使った練習法とは相手がコンピュータでは無くプレイヤーであり、且つ相手がまったり対局を求めている方との勝負に限ります。

将棋ゲームの多くは相手と自分がネット上の1つの部屋に入り、その部屋の中で対局を行っていきます。

その部屋を作る方には部屋のタイトルを選ぶ事が可能であり、このタイトルによって求めている相手層を知ることが出来ます。

例えば部屋のタイトルが「一手三十秒以内」や「さっくり・素早く」と言った物であれば相手との感想戦は絶対に出来ません。

逆に「のほほん・まったり」や「気軽にどうぞ」と言った物であれば相手に時間の余裕があると見られ、感想戦が出来る可能性は高く、たわいの無い話なども出来る事があるでしょう。

これらの事から、将棋ゲームでは部屋のタイトルに注目しておく必要があり、自分が部屋を作る際にも同様の事が言えます。

内容の濃い練習にする為にも、まずはコンピュータとの対戦よりプレイヤーを優先し、その中でも相手の状況を確認しながらゲームを進める必要があるのです。

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オススメの将棋ゲーム

将棋をネット上で進めていく事で練習する事が出来る、と言いましたが、実際にこのネット将棋にはたくさんのメリットが存在し、感想戦をする事で内容の濃い練習に繋がると言いました。

感想戦が出来るかどうか、と言う点もネット将棋では特に重要な事なのですが、この感想戦が出来る可能性が高い将棋ゲームは存在します。

もしも初心者の方であればまだ将棋の駒の動きを把握していない、と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、そのような方であってもとある将棋ゲームを利用する事で、駒の動きもマスターすることが出来ます。

実際に私が使っていた将棋ゲームなのですが、そのゲームとはハンゲーム内の将棋なのです。

ハンゲームとは様々なゲームが入っているサイトの事なのですが、このハンゲーム内の将棋にはネット将棋の中でも優れたプレイヤーが多く、しかも感想戦が出来る可能性がとても多いといわれています。

ハンゲームの将棋を利用するには、まずはアカウントを作ってログインする必要があるのですが、このハンゲーム内のアカウントを作っていれば将棋のみならず他のゲームも利用する事が出来ます。

しかもハンゲームの将棋には初心者でも分かりやすいように駒をクリックすれば駒の動ける範囲であったり、反則事項を進めようとすればしっかりと忠告してくれるので、誰でも簡単に将棋を覚えることが出来ます。

将棋ゲームとはネット上であれば数十~数百と言う数が存在するのですが、このハンゲームの将棋には初心者でも簡単に使いやすいような十分な配慮がされているのです。

全くの初心者の方にはこちらがおすすめです。

ネット将棋の注意点

将棋の上達を図るためにネットを利用して将棋の練習を進めていく事をオススメしたのですが、このネット将棋にはある注意点が隠されている事を忘れてはいけません。

全国の将棋ファンと気軽に対局ができ、その相手のレベルも様々であるので凄く練習には良いと言ったのですが、実際にはネット上の将棋なので駒を打ったりリアル感を感じる事が出来ません。

私もそうだったのですが、このネット将棋に慣れすぎてしまうと実際に将棋板を使った将棋がとても難しく感じてしまったり何か集中して対局に臨むことが出来なかったりするのです。

だからこそ、このネット将棋を使って練習をするには、定跡や相手の技を奪うにはとても有効的なのですが、その反面将棋本来の基礎を忘れないように注意しておく必要が有ります。

その為にも、定期的に将棋板を使った対局も練習しておき、将棋板を使った将棋も忘れてはいけないのです。

ネット将棋をしていると、どうしても手軽に出来たり気楽に対局が出来る事から本来の将棋の基礎を忘れてしまいがちなのです。

例えば駒の打ち方1つでもそうですし、相手の持ち駒を確認する時でもネット上なら画面1つで見れますが、将棋板ではそうではありません。

何かネットで将棋をしている時と将棋板で将棋をしている時では全く違うゲームをしているような気分になってしまいがちなのです。

ネット将棋の注意点とは、ネットで将棋をする事に慣れすぎてしまわないこと、その為にも定期的に実際に棋士と将棋板を使った対局を練習していく事が大切なのです。