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目次

ドラムのビートを覚える

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ドラムの基本的な第一歩として、色々なビートを覚える事が必要になってきます。

主にドラムにはどんなビートがあるのかと言いますと、2ビート、4ビート、8ビート、16ビートというのが主流なものなのです。

ドラムには、音楽の曲調やジャンルによってこのようなビートが変わってくるのですが恐らく、一番一般的にドラムのフレーズで聞きなれているのもは、8ビートではないでしょうか。

8ビートとは、文字の通り8分音符を並べたリズムであり、そのリズムが土台となって出来てくるフレーズなのです。

私がドラムを始めた時、独学でやっていたので、ドラムセットが家に届いてすぐにこの8ビートを刻んでいく練習を始めたのです。

もちろん初めはプロのドラマーの映像を見ながら見よう見まねでやっていたのですが、実はこれも私にとって後々後悔していくものだったのです。

と言うのも、8ビートには右手でハイハット、左手でスネアドラムを叩く奏法なのですが、私の場合は物凄く力んでしまっていて、それが癖づいていたのです。

ある日、たまたま1日だけドラムを教われる機会があって、その時に物凄く力んでしまっている事を指摘していただいたのでだんだん治っていきましたが、とにかく8ビートには力みすぎない事が大切なのです。

ドラムを上達するには、まずはリズムのビートを把握する事、それによって少しずつドラムらしいプレイが出来てくると思うのですが、それ以上にビートを刻むにあたって力みすぎない事が大切です。

ドラムのフィルインとは

私がドラムに憧れた理由として、様々なものがあるのですがその中でも、特にカッコイイなと思った事がありました。

それは、ドラムのビートを刻んでいる中で、たいていそれは4小説や8小説の区切りで進んでいくのですが、小説の区切りを表すためのオカズ、すなわちフィルインと言うものがあるのです。

ドラムを始めたらそれをやってみたい、と言う方々はかなり多いはずで、きっとドラムの醍醐味なのではないでしょうか。

そんなパフォーマンスに憧れる人は多いはずです。

基本的に8ビートや16ビートと言えば、ハイハット・スネアドラム・バスドラムと言う3点を主に使ったリズムなのですが、このフィルインには積極的に普段使わないタムタムやフロアタム、設備に余裕のある方であれば、スプラッシュシンバルやロートタムというものまで使う事だと思います。

実は、この普段使わないタムタムやフロアタムをどれだけ上手に活用できるかによって、このフィルインの質と言うものが変わってきます。

フィルインには、一般的に主流なフレーズがあるのですが、そのようなフレーズでは満足できず自分なりのオリジナルのものをどんどん作っていく事が、ドラム上達のための一番のコツなのです。

みんなとは違う、自分にしか出来ないフレーズを持つ事によって、それが自分のドラマーとして個性になっていくのです。

ドラマーとして、魅力的な技の1つがフィルインです。

そのフィルインで普段ビートでは使わない太鼓を、有効的に使う事によって人と違いをつけれる自分だけのフィルインを作る事ができるのです。

ライドシンバルの使い方

ドラムの基本のビートには、ハイハット・スネアドラム・バスドラムを主に使うのですが、このビートには決してこの3点には限らないのです。

曲中のAメロやBメロはハイハットを使い、サビなるとライドシンバルを使ってビートを刻んでいくドラマーも少なくはありません。

もちろんその他でもフィルインだったり曲中の変化によって、ライドシンバルを使う事ができるのですが、このライドシンバルにはもっと素晴らしい役目があるのです。

ジャンルによってこれは変わってくる事なのですが、特にジャズ系やフュージョン系に登場する技として、シンバルレガートと言うものが出てきます。

これは8ビートや16ビートとは違い、更に発展した叩き方なのですが、凄く良い音色が出てとても効果的なのです。

その為に、ライドシンバルの使い方とは、簡単に言えばビートに華やかさを出したいとき、もしくはハイハットよりも残響(サステイーン)を欲しい時にも有効的なのです。

私がライドシンバルを使った技として多用しているのが、ハイハットとライドシンバルの両方を使ってビートを作っていくと言う技です。

ライドシンバルを表拍で使うのであれば、裏拍にはハイハットを使っていくというような感じで、これにも様々なバリエーションが出てくることでしょう。

ライドシンバルには普通の3点のビートでは物足りない時に効果的な楽器なのです。

ドラムを上達させたい人であれば音色に拘りが強いと思うのですが、それを確実に満たしてくれるシンバルがライドシンバルと言っても過言ではありません。