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目次

インプットとアウトプット

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DTM内において、音楽的な知識が最低限必要になって来る箇所があるのですが、その中でも、どの楽器がどこから入ってどこから出て行くのか、という関係性を知る事もまた、必要な事なのです。

生音で楽器を弾けばそれは楽器から出る音でありますが、アンプやスピーカー等に繋いで演奏すれば、楽器が音としてアンプに入ってアンプやスピーカーから出て行く、という形になります。

このような事は生演奏に限らず、DTM内でも絶対に把握しておかなければならない事なのです。

DTM内において言うと、例えばmidi音源を使って自分のヘッドフォンへ音を出す場合だと、インプットの箇所がmidi音源、アウトプットの箇所がヘッドフォンになっていなければ一繋がりにはならないのです。

DTM内で、音が聴こえずに故障してしまったのではないか、と考える人がいると思うのですが、この基本的な所がしっかりと設定されてなかったというケースは良くあるものです。

もちろんこれは、オーディオにもある事なので注意すべきところです。

私がDTMの中で、このインプットとアウトプットの関係性をしっかりと意識し始めたのは使い始めて約半年くらいした頃でした。

それまでは、たまたま設定が合ってて音が鳴ってたものの、やはりちゃんと設定をしていなければ、応用編になってくると困ってくるのです。

DTMにおいて、インプットとアウトプットをしっかりとチェックする事がとても大切です。

生演奏をするような感覚で、この楽器がどこに繋がれてどこから出て行くのかという事をしっかりと把握する事が大事なのです。

オーディオインターフェイス

DTMを使うにあたって、どうしてもミュージシャンであれば自分の生音を曲内に入れておきたいものです。

midi楽器では表現できない人間らしさがしっかりと表れるのがオーディオトラックの良さだと私は思うのですが、そのオーディオトラックをより効果的に作るためのアイテムがあるのです。

それは楽器やマイクなどを、そのアイテムを仲介する事によってDTM内に取り込む事ができる優れものなのです。

それが一般的に、オーディオインターフェイスと言われています。

オーディオインターフェイスには楽器やマイクのシールドをそのまま直繋ぎできるもので、種類によってバラつきがあるのですが、多いものであれば、4箇所の挿しこみ口が付いているものもあるのです。

もちろんこれを使って楽器の音色も変化させる機能もあり、たいていDTM内のトラックに調度良い音量でレコーディングする為には、オーディオインターフェイスが絶対的に必須なのです。

私は、このオーディオインターフェイスを買う事は無かったのですが、その代わり便利アイテムで代用していたのです。

それはマイク機能もついた、ただのレコーダーだったのですが、それがオーディオインターフェイスの役目も果たす多機能な優れものだったのです。

たいていDTM内にオーディオトラックを作りたい場合は、このオーディオインターフェイスが必要なのですが、金銭的にも余裕が無い方であれば私のように、レコーダーの補助機能としてインターフェイスの役割にもなる物もあるので、それで代用すれば良いかと思います。

midiキーボード

DTM内の作業において、オーディオにはDTMとの間を仲介するオーディオインターフェイスというものが必要と言いましたが、midiの作業においてもこのアイテムがあれば便利と言うものが存在するのです。

それはmidiの鍵盤の代わりをDTM内のキーボードに置き換えてできる作業の1つなのですが、そのアイテムをmidiキーボードと言います。

midiキーボードがあれば、midiの打ち込みをマウスクリックで1つずつ進めることは無く、まるでピアノを弾いているかのような感覚でそれがDTM内で表示されるスコアになっていくのです。

私がDTMを始めた時は、全くと言って良い程鍵盤楽器や弦楽器が出来なかったのでこのmidi作業によって、自分のサウンドを作り出していました。

初めはマウスクリックで、ピアノロールに音符を1つずつクリックしていくという、途轍もなく地味な作業が続いていたのですが、このmidiキーボードを買ってからは、時間的に言えば今までの3分の1以下で出来るようになったのです。

おまけに、midiキーボードでは本当のピアノと同じ鍵盤になっているので、ピアノの練習にまでなってしまったのです。

midiキーボードとは、きっと楽器が出来ない人でも、スムーズにmidi音源を使ってスコアを作成する事が出来ます。

midiキーボードにも安いお手ごろな値段のものもあるので、初心者の方でも小さいものを1つ持っていればとても良いかと思われます。