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目次

波形編集

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DTMのオーディオトラックと言うものは全て波形で表示されるものですが、その波形の編集をさくさく進められる方はきっとプロの方くらいではないのでしょうか。

普段バンドをやっている人であっても、自分の弾いたフレーズが波形になってDTM上で表示されていると、全くさっぱり分からない事だと思います。

もちろんそれは、波形に対して知識が無いわけであり、それはみんな共通して当たり前のことなのです。

なのでその為に、私が使っている少しでも役に立つ波形編集の小技と言うものをご紹介したいと思います。

波形編集には基本的に、波形の大きさに注目する必要があります。

波形の振れ幅が大きいほど音量が大きく、振れ幅が小さい程音量も小さくなるのです。

その為に、普通に弾いているフレーズ中にいきなり振れ幅が変わってくれば、それは安定して楽器を演奏出来ていないという事なので、その点を編集する
必要があります。

私が使う技としては、波形自体を全て、ゲインの変更により波形を小さくしてしまいます。

その後に部分的に聴かせたい所だけゲインを大きくして、波形を大きくしていくと言う技です。

これだと、自分のミスも隠す事が出来ますし、音量を出したいところだけ大きくできるので、波形の知識が全く無くても簡単に編集できてしまえるのです。

波形編集には、主に洗練された知識や技術が無くても、初心者のレベルでも出来る事はあります。

私の使っている波形編集の小技を使えば、少しでも自分の好きなように編集する事もでき、DTMの上達にも繋がる事でしょう。

パンの決め方

DTM作業をしていく中で、これは仕上げで無くても先にしておいても良いのですが、パンの設定を全てのトラックにしておく事が大切です。

パンというものは、全てのトラックをどこを中心に音を発したいのかと言う位置を決めるためのものであります。

どう言うことかと言いますと、ヘッドフォンで音楽を聴けばよく分かるのですが、ヘッドフォンの右から中心に聴こえてくるギターと左から聴こえてくるギターに分かれているケースが良くあります。

それはどのように決めているかと言いますと、右から聴こえるギターにはパンの位置を右の方に設定してあり、左から聴こえるギターは左の方に設定してあるのです。

このパンと言うものがどうして存在するのかと言うと、EQと一緒で楽器同士のぶつかりを解消する為の役割もあります。

ボーカルであればたいていパンを中央に設定するのが決められているのですが、全ての楽器のパンを中央にしていれば全てが被さってしまい、ボーカルの声があまり聴こえなくなってしまいます。

その為に使える技がパンの設定になってくるのです。

たいてい楽器におけるパンの位置は、楽器ごとに決まっておりその通りにしていれば問題ありません。

DTMにおける仕上げの段階には、きっとパンの設定が必ず必要になってきます。

このパンの決め方を知っておくだけで、DTMの知識は確実に上がってきます。

DTM上達したい方であれば、まずは自分の中で使える技術を増やす事が大切なので、このパンの決め方も確実に習得しておけば良いと言えます。

Insert項目を確認しておく


出典:http://watchmono.com/

DTM内において、トラック数が多くなってくるとどうしてもややこしくなってしまい、エフェクト系まで全て確認するには大変なことです。

しかし、この中でも絶対に間違って見逃してミックスダウンしてしまうといけない分野があります。

それがInsert項目なのです。

Insert項目とはDTM内におけるエフェクトやリバーブ等の設定をしている箇所なのですが、この項目には最大6つくらいまで1トラックに対して同時にエフェクトを選択する事が出来るのです。

DTMによってInsertの作りは変わってくるのですが、私の使っていたCubaseでは、1つのエフェクトをどのトラックに振り当てる事が可能なのです。

例えば、コンプレッサー機能をキックとスネアのトラックに使うのであれば、そのトラックだけにコンプレッサーを使うという設定が出来てくるのです。

これを使えばとても簡単にエフェクトの設定をしてしまう事ができ、Insertの機能がとても役に立ってくるのです。

しかし、この注意点はInsertで使うトラックを間違わずに使うと言う事に気をつけなければならないでしょう。

間違って他のトラックにリバーブをかけてしまった場合など、音圧感が無くなってしまい印象が全く違うものになってしまうので、それだけは意識していなければいけないでしょう。

Insert機能を使えば、DTMを使うにあたって短時間で出来たり確認事項が少し減っていきます。

その分、Insert項目をしっかりと確認しておく事が大事なのです。