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コピペを使ったオーディオトラックは控える

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DTMを使用するに当たって、まだ曲が完成していなくてもDTMで作り上げていくと言う方も少なくは無いかと思います。

もちろんDTM内で曲を作る事は大切な事なのですが、その中でも作成用ファイルとCD用ファイルは分けておいたほうが良いかと思います。

作成用ファイルであれば、オーディオレコーディングした一フレーズを何度も繰り返して行くためにコピペして使用している方が多いと思うのですが、それはCD用のトラックとして使用するにはあまり相応しくないのです。

どうしてオーディオファイルのコピペが行けないのかと言いますと、それはとても簡単な事で、繰り返して使っているとオーディオの繋がりがとても悪くなってしまい、機械っぽく聴こえてしまいます。

なので、作成用ファイルの音源はオーディオトラックを自由に編集していって良いのですが、CD用のオーディオクラックに関しては全て生演奏で進めて行くのが一番ベストかと思われます。

もし、オーディオレコーディングだと一発撮りで失敗してしまい、そのミスが目立ってしまうという方でしたら、Aメロ、Bメロ、サビごとにトラックを分けて少しずつレコーディングを進めていけば良いかも知れません。

それによってミスをしても1から撮り直す時間も短縮でき、自分の納得できるものが出来てくるのではないでしょうか。

少なくともオーディオレコーディングしたものをCDとして使うのであれば、それはコピペを利用して繋いでいくのではなく、自分の力で撮ったものを使っていくほうが良いのです。

midiファイルの特徴を把握する

DTM内において、midiファイルの特徴を把握する事が大切です。

midiファイルというのは、オーディオファイル違いただのピアノ化されたスコアに過ぎないので、もちろん機械っぽさが出てくることに間違いありません。

その為にmidiファイルの特徴を生かした、とても効果的な小技があります。

ピアノロールに音符を打ち込んでいく際に、一番気をつけるべきことはまず、ベロシティ値を変えていく作業です。

ベロシティというのは、音量のボリュームの事を表しており、midiトラックにおける音量とはベロシティ値によって決まってきます。

そのベロシティ値は0~128までで定める事が出来、128が一番最大の音量を出す事が出来ます。

このmidiの特徴を生かせば、少しばかり機械っぽさは消えていくのです。

具体的にどうすれば良いのかと言いますと、midi音源のドラムを使うのであればベロシティ値を表拍と裏拍によって変えていきます。

表拍をベロシティ100で設定すれば、裏拍にくる音符は全て75くらいがベストかと思われます。

そのようにベロシティ値を変化することで、恰も人間が楽器を演奏しているように聴こえることが出来るのです。

midiファイルの特徴を生かすこととは、まずはベロシティ値に気を配って打ち込んでいく事が大切です。

もしこのベロシティ値に上手く変化が付けれるようになれば、それはそれでとてもmidiファイルを扱う技術が上がってくるのです。

リバーブ調節

DTMのミックス作業の中で終盤になってくると、ほとんど全てのトラックにあるエフェクトを掛けていく作業が必要になります。

これを掛ける事によって、そのトラックに残響が残って、カラオケで歌を歌っている時のようなエコーがかかってくるのです。

この作業はミックスを進めるにあたっても良い曲を作るにあたっても、絶対にしなければいけないものなのです。

その作業と言うのが、リバーブ調節です。

私がリバーブ作業を初めてした時には、EQやコンプレッサーのような難しく複雑な印象は至ってありませんでした。

初心者の方であってもこのリバーブ調節とは、凄く親しみやすい作業かと思われます。

このリバーブ調節によってどのように変化するのか、と言う事が分からない方も居ると思うのですが、リバーブには残響を増やすだけではなくDelayと言う効果も持っています。

Delayとは簡単に言えば、音を長い時間持続させるものであります。

人が5秒間「あーっ」と叫んだ状態であれば、これにDelayを掛けることで6秒7秒と伸ばす効果があるのです。

要するに、リバーブには、音に対して多少誤魔化しを効かせる効果や綺麗にする効果もあると言っても過言ではありません。

リバーブ作業には誰でも使いやすいエフェクトの1つなので、初心者の方でも積極的に試してみれば良いです。

もちろん自分の好みで調節を進めていけば良いので、その効果を聞き比べながら自分の耳も鍛えていく事ができます。