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目次

曲を間違えてしまったとき

ライブを経験したことのあるバンドさんであれば、誰でも1度は経験した事があるかと思います。

自分達がその日に演奏するつもりのセットリストを事前にメンバー全員で話し合って決めてきたのだと思いますが、その曲順を誤ってしまう事です。

きっとそれによって、ライブ自体の進行が無茶苦茶になってしまう事だって無きにしも有らずなのです。

だからこそ、その時どうすれば良いのかという対応を知っておけばとても有効的かと思います。

基本的に曲を間違えてしまうには、最初のイントロを弾き始める楽器であったり、ドラムのカウントが違ったときに起こってしまうのですが、いくらセットリストが決まっていてもその間違った曲を演奏し続けなければいけません。

メンバー全員がその間違いに気づいていても、お客さんにとってはセットリストまで正確に把握している人は居ないわけですから問題はありません。

むしろ、そのような事故だってバンドマンにとっては付きものであるのです。

私がバンドをしていた時もこのようなミスは何度もありました。

もちろん曲順を変更して演奏を進めていったのですが、それもバンドにとっては良い経験となっていくわけなのです。

ライブ中にセットリストとは違う曲順になってしまっても、メンバー一人一人がその状況に正確に察知して合わせていく必要があるのです。

もちろん良いライブをするにはセットリスト通りがベストなのですが、そのような状況でも対応していける力がつけば、バンドとしての団結力も高くなってくるのです。

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楽器隊のミスには

ライブでセットリストと違う順番で曲を演奏してしまえば、それは臨機応変に対応していくべきだというお話をしましたが、それは決してセットリストだけに当てはまる事ではありません。

楽器隊であればリハーサルスタジオとは全く違う空間で演奏する訳ですから、もちろんミスも多発して当然の事かと思います。

だからこそ、このミスに対しても事前に知っておけば役に立つ知識というものが存在するのです。

楽器隊のミスとしてライブの進行に影響するものといいますと、例えばAメロの繰り返しが2回のところを1回と思って構成を読み違えてしまう事です。

ギターやベースであれば絶対にあるかと思いますが、これをしてしまえば演奏は無茶苦茶になって当然の事であります。

この時にどうすれば良いのか、と言いますと一度自分の楽器を弾かずに全音符で伸ばしている状態にして欲しいのです。

その間にドラムや他の楽器、もしくはボーカルのメロディーから状況を確認してほしいのです。

これによって正しい曲の構成を把握する事ができて、曲が止まってしまうリスクも無くなってきます。

これは私も実際にライブ中で経験したミスであり、対応にどうしようかと考えたものでした。

だからこそ、一度全音符で楽器を伸ばしていれば演奏がストップする事なく、また曲中に戻っていける小技なのです。

楽器隊のミスには誰しもありますが、そのミスにどう対応していくかが重要な事なのです。

ミスをしても自分の力で立ち直っていけるようになれれば、きっとバンドとしても成長していくのです。

失敗と思わせないアドリブ力

ライブ中において、楽器隊であれば誰しもがミスをして当然だというお話をしましたが、上手くなってくればきっと更にミスを生かしたアドリブ力をつけていくことが出来ます。

特に上手いバンドの演奏を見ていれば、少なくても絶対に1箇所はミスをしているものなのです。

その失敗に気づいているか、いないかは見ている人によって様々なのですが、失敗に気づかない人が多い演奏こそが、楽器演奏が上手い人の証なのです。

私が実際にライブをしたときに体験した事なのですが、ギターとベースがお互いに曲の演奏を誤ってしまい、曲自体はストップしてしまいました。

その時に救ってくれたのがボーカルの人だったのです。

うまく気づかれないようにドラムのリズムの上からBメロのフレーズを歌ってくれたので、ギターもベースもどこから入れば良いのか分かりやすくなったのです。

このようにボーカルが、失敗にいち早く対応できるアドリブ力を持っていたからこそ曲の演奏は全く違和感なく進む事ができたのです。

失敗をしてしまって怒られる事はありますが、失敗と思わせない失敗であれば誰からも責められることはありません。

このようなアドリブ力を形成していくのは、練習だけでは不可能で経験が絶対に必要になってきますので、1つでも多く経験して勉強していく事が良いのです。

どんな失敗にでも対応できる演奏者になれば、きっとその時には自分の能力も確実に高くなっていると思って間違いありません。