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グランドをコンパクトに
ソフトボールのグラウンドにおいて、これもまた野球とは違うところが出てきます。
ソフトボールをする方であれば、基本的に野球のグラウンドと同じかと思うのですが、その距離感は全く違うものに仕上がってきます。
先ほどソフトボールのベース間が短いと言うお話をしましたが、それと同様でソフトボールのコートとは、凄く狭いものなのです。
だからこそ、そのコンパクトなグラウンドを思いっきり使用していかなければいけません。
ソフトボール選手にとってグラウンドとは、基本的には抜け目や穴がいっぱいあるのです。
野球におけるグラウンドには、ドームをしっかりと使い切った広さが健在しますがソフトボールにはそこまでの広さがないので、バッティングにしても守備にしてもそれを効果的に使っていかなければいけません。
グラウンドを効果的に使うとはどういう事なのか、と言いますと基本的には相手の動きをしっかりと見極めて、ここにボールを打ち返せば出塁できそうだな、とか打者が足を使ってくるからそれに対応しなければいけない、とか考えながら探していくものなのです。
私が実際にソフトボールのグラウンドで効果的に使えたのは、やはり足を使ったプレイであったかと思います。
足の速度がそこそこ速い選手であれば、自分の足を生かして内野安打も不可能ではないのです。
だからこそ、それを多用していけばきっと良い選手になって行く事は間違いありません。
ソフトボールのグラウンドはとてもコンパクトであります。
だからこそそのメリットを効果的に使っていく事で、野球とは違うソフトボールの楽しさを味わっていくことができるのです。
試合は7回裏まで
ソフトボールと野球の違いとして、ピッチャーの投げ方であったりグラウンドの広さについてをお話してきましたが、もちろん試合としての相違点は他にも出てきます。
基本的に野球のルールとしては、9回の裏まで両者の攻撃が続いてそれによって点数が多かった方が勝者というものになっていますが、それはソフトボールにとっては変わってきます。
ソフトボールの試合でのルールは基本的に7回裏までの攻撃で終了するものであり、9回裏まで試合をすることはあまり無いのです。
だからこそ、1回1回のバッティングを慎重にしていくことにも繋がってくるわけなのです。
ソフトボールには短時間で攻撃をする機会が定められています。
もちろんそれは相手チームにとってもそうなのですが、打順の回転が野球に比べて遥かに短いという事がおきてくるのです。
攻撃時に大量得点を取れない限り、基本的にソフトボールの試合は3打順回らないことも稀ではないのです。
私が実際にソフトボールをしていた時もこれには苦労しました。
何と言っても1打席の慎重さがとても伝わってくるので、凄くやりにくかったのです。
だからこそ、1球入魂という言葉があるように緊張感が持ててわくわくしてしまうのかもしれません。
ソフトボールには基本的に7回の裏までしか攻撃できないので短時間で試合が回転していきます。
それを良く思うのか悪く思うのかは人それぞれですが、少なくとも野球よりもバッティングのチャンスが少ないことは言うまでもありません。
基本的なソフトボール
ソフトボールの野球についての違いであってり、ソフトボールというスポーツにいち早く慣れていくためのコツを色々と紹介しましたが、基本的な内容はこれくらいであるかと思います。
もちろんソフトボールを上達していくには基本的なプレイだけを忠実にしていたのでは、技術的には不足してくるので応用編もしっかりと押さえていかなければいけません。
それでもまずは、ソフトボールを楽しくプレイしていくためはこれくらいの知識を十分に持っておけば、どんな練習であっても試合であっても悩む事はありません。
基本的なソフトボールとは、基本をしっかりやりながら楽しんで進めていくことが一番ベストなのです。
ソフトボールはチームスポーツになってくるので、自分一人の力だけではどうする事もできません。
むしろ自分一人だけ上手でもチームとしては良くありませんし、逆に自分一人が下手であってもチームにはさほど影響してこないわけなのです。
何が言いたいのか、と言いますとソフトボールにはチームとしての連携であったり協力して戦っていく団結力が必要なのです。
しっかりとしたチームの結束力があってこそ、初めてよいソフトボールが展開してけるのです。
私が実際にソフトボールをやっていた時もそう感じる場面は試合上で山ほどありました。
自分がミスをしてもそれをチームのミスだと言ってくれる仲間がいたり、誰かが怪我をしてもその代わりになって全力でプレイしてくれる選手がいたりと、ソフトボールにはそのようなチームプレイが絶対に必要なのです。
だからこそ、このソフトボールというスポーツが素晴らしいのです。