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とにかくミイラが可愛い
ある日主人公の家に冒険家の父親からでっかい荷物が送られてきました。
荷物の中身はなんとでっかい棺桶だったんです。
普通この時点で怖いですよね。
しかもこの棺桶、主人公の母親のために父親が送ってよこしたものです。
この中に人が寝るんだと思うとなんだか怖いです。
でも、実は送られてきたのは棺桶だけではありませんでした。
棺桶の中に小さなミイラが入っていたのです。
父親からの手紙は添えてあったものの、ミイラについての詳細な記載は少なく、主人公は試行錯誤でミイラを育てていくのです。
主人公は父親から送られてきたミイラをミー君と名付け可愛がっていくのです。
ミイラはリンゴが大好き
さて、送られてきたのはいいものの、ミイラの育て方なんてさっぱりわかりませんよね。
そして一番困るのはやっぱり食事です。
最初ミイラに何をあげたらいいかわからなかった主人公はとりあえずリンゴを剥いてあげることにしたんです。
そしたら、ミー君がモリモリ食べてることが判明しました。
そして、寂しいと萎れてしまうということも今のところわかっています。
水分がないとダメとか、やっぱりミイラも人間と同じなんですね。
寂しがり屋さんとかめちゃくちゃ可愛いです。
ミー君は主人公が大好き!
ミー君は最初からだいぶ主人公に懐いていました。
そして子供のように興味津々です。
たまにおバカをやって主人公の手をやかせたりしていますね。
それでもミー君を絶賛溺愛中の主人公はこりもせずに面倒を見続けるのです。
お出かけするのも、学校に行くのも一緒です。
なんだか秘密の家族みたいで楽しそうですね。
ミイラは土の中で風邪を治す??
3巻にミー君が風邪をひいてしまうシーンがあります。
具合が悪い中主人公に必死で『外に行きたい』と行動で訴えるミー君に主人公は内心焦ります。
人間だったら具合が悪い時は絶対安静ですよね。
でも、ミー君は外に行きたがり、外で何をするのかと思ったら穴を掘り出したんです。
具合が悪い中、必死で土を掘り返しているミー君を見て主人公が手伝おうとした時、主人公の飼ってる犬が庭の真ん中に穴を掘ってくれました。
唖然とする主人公を横目にミー君はその穴の中に入って行き、自ら静養期間に入るのでした。
主人公が心配し出した時にちょうど出てきたミー君はすっかり元気になっていました。
自分は体調が悪くなったらどうしたらいいのかをちゃんと知ってるんですね。
感心しました。
そして、体調が治ると体もピカピカになっちゃうなんて羨ましいことこの上ないですね。
お風呂に入らなくても下手すりゃだいぶもちますよ。
ミイラの他に小鬼のコニーもレギュラー獲得??
コニーは主人公の親友・他月が飼ってる小鬼です。
やや暴力的ですが、伝えたいことは伝えるし、ミー君のために薬を持ってきてくれるし、心根はいいヤツです。
他月はあまのじゃくなので素直に言えませんが、ホントはコニーのこと好きなのかもしれませんね。