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『透明なゆりかごの内容』
私がオススメする漫画は透明なゆりかごです。
これは産婦人科病院でアルバイトをしていた主人公(作者)の体験した話が一話読みきりで描かれています。
私は漫画コウノドリもよく読んでいて赤ちゃん物の話が好きです。
ネットサーフィンをしていると広告でこの透明なゆりかごが出ていて無料立ち読みをしたところとても面白かったので購入して読んでいます。
産婦人科にやってくる色々な妊婦さん。
日本人はもちろん、外国の方だったり、女子高生だったり、キチキチ全てをこなしたい人だったり、のんびり屋さんだったり。
本当に色々な人がやってきてそれぞれの出産に対する想いがとても興味深いです。
誰しも幸せだ~幸せだ~だけでマタニティーライフを満喫し、お産をして育児をしているわけではないのだとわかります。
むしろ深く悩むお母さんのほうが多いことを知りましたし、もっと色々な人にもそれを知ってほしいと思いました。
またこの漫画は産婦人科の話だけではなく、主人公が子供の頃の話も描かれています。
子供の頃に出会った色々な子供たち。
やはり子供も幸せの中で育っているだけな子供だけではなく、過酷な状況にあるけれど未熟な知恵で自分で幸せになろうとしている姿に胸が締め付けられました。
『透明なゆりかごが特にオススメな理由』
私自身、二人の子供を育てています。
二人とも未熟児で保育器に入りました。
そのため私はNICUの様子を少しだけ見たことがあります。
そこには小さな小さな赤ちゃんたちがいました。
私の子供がいた時は口蓋裂の赤ちゃんが一人と、1600グラムのものすごく小さな赤ちゃんがいました。
初めて見たときは驚きましたが色々な赤ちゃんが生まれることを目で見て知りました。
そのためもっと詳しく知りたい気持ちからコウノドリや透明なゆりかごを読むようになりました。
そして読んでいくうちにNICUの中だけでなく、普通に産まれた赤ちゃんたちにも色々な出来事があるのだと知りました。
自分自身、子育ては楽しくて辛かった記憶はありません。
辛いと言うお母さんたちを理解できない部分もありました。
しかし漫画からですが色々なお母さんたちの悩みや家族の想いを知ることができ視野が広がったように思います。
『透明なゆりかごで学んだこと』
誰しもうまくいくことばかりではなく、失敗して立ち止まりたくなるけれどこの漫画を読んで立ち止まった自分の未来を少しだけ見られたらと思いました。
中絶の話も最初のほうにありますが、中絶の前と、最中、そしてその後。
もっと多くの人に知ってもらいたいと思いました。
女性だけでなく男性も知ってくれればいいのにと思いました。
この漫画のなかには悲しいお話も多いのですが、幸せな顔で退院していくお母さんの話も多くあります。
絵は簡単な感じですが、幸せなお母さんの顔はやっぱりこちらも幸せな気持ちになります。
一人でも多くの子供が幸せになりますようにと願います。
自分の出産も漫画を読んで改めて振り返り子供たちの幸せを私が支えたいという気持ちになる素敵な漫画です。