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卒婚とは?離婚や別居の違いは?生活費はどうしているの?
最近、結婚の形も多様化してきていますね。
週末だけいっしょに過ごす週末婚なんていう
形をとっている方も意外といるようです。
そんな中でこのごろ耳にすることが多くなったのは卒婚という言葉。
この卒婚ってどんなものでしょうか?
今回は卒婚についてご紹介いたします。
卒婚ってなに?
卒婚は、長年連れ添った夫婦が
子どもの独立、夫の定年退職など様々な理由で
婚姻関係はそのままにした状態で、
それぞれが新しい生活を送っていくという結婚スタイルの事です。
例えば定年後に自分の趣味を仕事にしたいとビジネスをはじめたり、
趣味に力を入れるための引越しをしたり、
親の介護のために実家で暮らすことになったりと
セカンドライフもさまざまです。
そんな時、それぞれが自分らしく生活する為に
別々に暮らすことを選びます。
別居状態の場合が多いですが、同居していても
それぞれの生活を重視して
お互いに干渉をしないというスタイルの人もいます。
卒婚は別居や離婚とは何が違うのか?
いくら婚姻関係を解消していなからといって、
それぞれ別の人生を送るのなら
それは別居や離婚と同じなのではないか
と考える方も少なくないでしょう。
では別居や離婚とは何が違うのでしょうか?
それは、卒婚はあくまでも夫婦が円満であることを
前提としているという事です。
もちろん夫婦どちらかに協力が必要となった時は
再び手を取り合える状態であることがポイントです。
別居や離婚は、夫婦関係が円満とはいえない状態で、
お互いに何かしらの不満があったりして
いっしょに暮らすことができないと判断したことで
それぞれが別の生活をするスタイルですね。
卒婚と別居や離婚とは違うものと理解しましょう。
卒婚の場合、生活費は?
卒婚は婚姻関係は解消していない状況ですから、
生活費の面ではどうしているのか気になりますよね。
いくら夫婦円満の状態だといえども、
別々に生活するということは生活費も二重にかかるということ。
金銭的にも余裕が必要ですね。
生活費はお互いに年金などを利用しているケースが多いようですが、
どうしても夫の方が収入が多いわけですから、
必要な額を夫から受け取っているケースもあるようです。
どちらにしても夫婦関係は円満ですから
金銭的に揉めるということはないようです。
最近、芸能人などの間でも流行してきている卒婚。
けれども自分たちがいくら納得の上での卒婚とはいえ、
周囲からはやはり不思議だと感じられてしまいます。
身近な人にはきちんと理解が得られるように
お話しておくことも大切です。