初詣は素敵に着物を着て行きたい!~男性編~
初詣に着物を着たいけど難しそう…と、
諦めている男性はいませんか?!
女性の着物に比べて男性の着物は、
手ごろな価格で購入出来ますし、揃える物も少ないです。
なので気軽に着物にチャレンジする事ができます。
男性が着物を着る為に知っておきたいマナーと、
初詣に着物を着る為の情報をご紹介したいと思います!
着物の種類と格式
必要以上に難しく考える必要はありませんが、
着物は着るシーンによって、種類があります。
普段着や外出用と、フォーマル用とに分かれます。
まずは着物には、
「色羽二重」→「お召」→「紬」
という順番で「格」の高さがあります。
フォーマルな場では、「色羽二重」を着用します。
「紬」は普段着に近い着物です。
値段が高かったとしてもフォーマルな場では着られません。
因みにフォーマルな場での着物は、
必ず紋入りである事が絶対条件となります。
(紋の数は関係ありません)
結婚式や成人式、大学の卒業式などの機会に着ます。
普段着や外出用として着物を着る際には、
「着物」「帯」「下駄・草履(雪駄)」の3つが最低限必要になります。
着物にはウールや麻、木綿や絹などの素材があります。
木綿やウール素材の着物は、
スリーシーズン(夏以外)着用出来ます。
木綿の着物は肌触りが良く、
家庭でも間単に洗濯が出来るのが特徴です。
ウールの着物は暖かく、皺になりにくいのが特徴です。
ウールの着物も家庭で洗濯出来る物もありますが、
クリーニングに出した方が良いと思います。
因みに夏場は、浴衣や薄手の木綿の着物、麻の着物を着ます。
帯には「角帯」と「兵児帯」があります。
男性が着物を着る際は、
基本的には角帯を使います。
角帯の幅は約9㎝、長さは約4m15㎝くらいです。
次に出来れば揃えておきたい物ですが、
着物の上に羽織る「羽織」、着物の下に着る「襦袢」(下着の役割)、
「足袋」、襦袢を締めたり帯の下に補助で使う為の「伊達締め」です。
こちらは無くても大丈夫ですが、
初詣時期の着物ですと寒いので、
用意した方が良いでしょう。
正式な場以外でしたら、
着物の下は自分に合った物を着て大丈夫です。
襦袢の代わりにTシャツを着ても構いません。
着物の着付けについては、
動画で確認してみて下さい。
着付けのポイントは、
①懐は余裕を持たせてゆったりと
②帯は下腹を支えるように締める
③衿はうなじにしっかり沿わせる
④衿元にはゆったり余裕を
以上を抑えておけばOKです!
男性の着物は、初心者でも簡単に着られます。
着物に慣れてきたら、
自分なりの着方を見つけて下さい。
更に着物を楽しむ事が出来ます!
初詣まであと少しなので、
必要な物を揃えたら着付けの練習をして下さいね。
素敵な着物姿で新年を迎えましょう!