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氷食症の原因や特徴!予防法は?
グラスに入っている氷を、ガリガリと食べている人を見たことはありませんか?
氷が好きだったり喉が渇いているだけという場合もありますが、“氷食症”という可能性もあるんです。
これは女性にも多くみられる症状なのですが、原因は一体なんなのでしょうか?
今回は氷食症の原因や特徴、氷食症の予防法についてご紹介していと思います!
氷食症の原因は?
氷食症の原因は、ずばり体内の鉄分不足です!
体内の赤血球が不足すると、脳に十分な酸素が行き届かなくなってしまいます。
脳の酸素が不足すると、自律神経に狂いが生じてしまいます。
自律神経が狂うと体温調節がうまく出来なくなり、氷を欲してしまうというのが原因と考えられています。
女性は毎月生理が来るので、どうしても鉄分不足になりがちです。
近年では約20パーセントの女性が、この“氷食症”を発症していると言われています。
氷食症の特徴は?
氷食症の特徴をいくつかご紹介します。
①無性に氷が食べたくなってしまい、1日のうちで製氷皿1皿以上の氷を食べる。
②眩暈や立ちくらみなどの、貧血らしき症状がある。
③口中の温度が常に高く、冷たいものを欲っする。
④疲れやすくなったなど、持久力の低下を感じる。
⑤顔色が良くない。
⑥寝起き、寝つきが悪い。
氷食症を放置するとどうなる?
気温に関係なく年中氷を食べ続けてしまう氷食症は、身体を冷やしてしまい胃腸を悪くしてしまいます。
また固いものを何度も噛み砕いていることで、顎関節症を併発する可能性もあります。
氷食症の予防法は?
氷食症を予防するには、貧血を予防するのが最も有効です。
貧血を予防する方法をいくつかご紹介します。
①適度に体を動かして、ヘモグロビンの量を増やす。
②良質な睡眠を十分にとる。
③大豆やレバー、ほうれん草、プルーン、ひじきなどの、鉄分を多く含んでいる食材を積極的に食べる。
成人女性の場合は、一日に15~20㎎の鉄分が必要と言われています。
④赤血球を作る葉酸が多く含まれている、牛乳や卵を積極的に摂取する。
⑤万が一食事で鉄分を補いきれない場合には、サプリメントから鉄分を摂取する。
⑥鉄分を体内に吸収するのを手助けする、ビタミンCを積極的に摂取する。
ビタミンCを多く含む食材は、オレンジ、キャベツ、ゴーヤ、柿などです。
氷食症は女性に多い症状ですが、最近は子供にも氷食症の症状がすことが増えてきています。
子供の氷食症は鉄分不足も原因ですが、ストレスも関係していると言われています。
もしかしたら氷食症かも…と心当たりのある方は、病院で血液検査をしてもらうと氷食症かどうか分かります。
食生活に十分に気を付けながら、ストレスを解消することを心掛けて下さいね。