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目次

ANGEL VOICEの漫画を知ったきっかけ

ネット上にある「スポーツ漫画ならこれを読め」というページに載ってて知りました。

ANGEL VOICEの見どころ

サッカー漫画ですが、ぶっ飛んだ設定や必殺技がなくリアリティがあります。

サッカーの知識がなくとも分かりやすい説明も多くて読みやすいです。

あと、あざといぐらい読者を泣かせにかかりますが、それが分かってても泣かされる話が多いです。

ANGEL VOICEのネタバレ

前期は「選手権予選でベスト4に残らなければ廃部」という中でベスト4入りを目指していく話です。

後期は残り短い命のマネージャーのマイのために選手権制覇を目指していく話です。

また、作者が最後まで設定を考えてから物語を描くタイプなので、1巻に出てきたシーンが最終決戦の伏線になります。

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ANGEL VOICEの好きなキャラクター

ディフェンダーの脇坂です。

最終的にはディフェンスラインの要となる選手にまで成長しますが、その成長の過程で色々な失敗や苦しみや悩みを経験しており、人間味があって惹かれました。

ほかはライバルチームの八津野の天城です。

天才で飄々とした態度をいつも取り続けていましたが、船和学院と対戦した時に先輩を国立に連れて行くために鬼の形相になってプレー時とのギャップが大きく、そこに惹かれました。

ANGEL VOICEの感想

サッカー漫画として凄く面白かったです。

ケンカ最強の素人軍団が強くなっていく過程がリアリティがあってしっかりと描かれているので面白いです。

自分は例え漫画でも、いきなり訳もなく強くなったりする展開が好きではないので余計にそう思いました。

また、作中に心をうつ名言が多かったです。

例えばサッカー部に入るのを躊躇して、明日でいいやと言った脇坂に対する二宮の「今日逃げたら、明日はもっと大きな勇気が必要になるぞ」というセリフはまさにその通りだと思うし、我々の生活でも通ずるものがあります。

ANGEL VOICEの自分の心が動いたところ

監督の黒木が前任校で初期は勝つためにえげつないサッカーを指導方針に立てていたけど、当時の生徒に面白くなかったけど自分たちを見捨てなかったため礼を言われたことで自分の指導方針を悔い改め、サッカーが好きになってもらうものへと変更したところです。

「結果を残したことに対する賞賛より、生き生きとプレーしている姿を見ている方がはるかに嬉しいことにも気付いた」というセリフも含め、今部活を指導する指導者にも是非読んで欲しいです。

キャプテンの百瀬が廃部がかかった船和学院戦の後半開始早々5点差をつけられて、体力を使い果たして力尽きてるチームメートに涙ながらに言ったセリフも心を動かされました。

「最後まで走ろう。

ここで力尽きる普通のチームをあいつら(船和学院)が覚えてると思うか?今足を止めたら一週間もすれば俺たちのことは忘れられる。

–それが悔しい。

チームができて半年とちょっとで短い間だったけど、最高のチームだと思う。

だからこのチームのことを忘れられるのは悔しい!!せめてあいつらの胸に刻みつけていこうよ。

俺たちはここにいたんだって!!」