目次
防災非常食の備蓄はどのくらい必要なのか?オススメの非常食は?
東日本大震災を経験してから、多くの方は
防災についての考えを改めたのではないでしょうか。
とくに備えという意味では、非常持ち出し用の
荷物を纏めておくことの必要性を感じましたね。
それでは、非常食はどのくらい備蓄しておけばよいのでしょうか?
また、どの様なものが非常食としておすすめなのでしょうか?
気になる点も多い非常食について、ご紹介しましょう。
非常食にはどのようなものがあるのか?
非常食や保存食を準備しようと思ったら、
どんな種類があるのか気になりますよね。
その非常食や保存食は、2種類に分けることができます。
ひとつは、レトルト食品や乾パン、缶詰、
フリーズドライ食品などの火を通さずに食べられるもので
もうひとつは、カップ麺やインスタントみそ汁、乾物など水やお湯を使って
調理して食べられるものになります。
レトルト食品は、調理済みの食品をアルミ箔やポリエステルなどの
袋に密封した状態で高圧高温で殺菌しているので
1年以上も保存可能なものもあります。
また乾パンの様な缶詰は、ブリキ缶やアルミ缶に入っていて、
2年以上の長期保存が可能なものが多くあります。
さらに、軽くて便利なものとしてフリーズドライ食品があります。
加熱や味付けをした食品を急速凍結して真空状態で乾燥してあるので
持ち運びにとても便利です。
おすすめの非常食は?
非常食と言っても種類が多いので、
何を準備しておけばよいのか迷う方も多いでしょう。
必ず常備しておきたい非常食としては、長期保存可能なミネラルウォーター、
そして缶詰とレトルト食品です。
小さなお子さんがいるご家庭だと、食べなれい物は
食べてくれない可能性があるので
お菓子の缶詰なども用意しておくと良いでしょう。
最近では、お子様におなじみのお菓子などの
長期保存可能な缶詰などが販売されています。
さらに、缶を開けるだけで直ぐに食べられる
パンの缶詰などもありますから便利でしょう。
非常食はどのくらい備蓄すればいいのか?
非常食はどの程度備蓄しておけばいいのかは、
そのご家庭の家族構成によっても多少異なりますが、
最低でも一人3日分の用意が必要だと言われています。
これは災害時のライフラインの復旧に3日間はかかるから
というのが根拠なのですが、あくまで最低限の目安と考えましょう。
出来れば1週間分の蓄えがあると安心です。
ですから、一日3食、つまり3種類のレトルト食品や缶詰を三日分、
これを家族分用意するということが最低限必要です。
全てが缶詰になったりすると、かなり重くなりますから
持ち出しを考えて種類を選ぶ様にしましょう。