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寝汗の原因って何?女性の場合は更年期もあるの?
とくに暑い日というわけでもないのに、寝汗を着てしまう。
あまりの寝汗で目が覚めてしまう。
そんな経験はありませんか?
寝汗はだれでもかきますが、あまりに大量の寝汗だと頻繁にシーツを変えたり着替えをしたりしなくてはいけなくて、困っているという方も少なくないと思います。
そこで今回は、寝汗の原因や対策などについてご紹介しましょう。
寝汗の原因って何?
寝汗をかかないと思っている人でもじつは寝汗をかいています。
通常は、人は寝ている間にコップ1杯程度の汗をかきます。
寝る時に体温が下がることで脳が入眠へと転換するので、その際に汗をかいて体温を下げているのです。
ですから寝汗をかくという事はとくに問題ではありません。
けれども、寝ていても目が覚めてしまうほどの大汗をかいてしまう場合は、きっとこのコップ1杯という通常量を超えていると考えられます。
とくに寝汗はアルコールの摂取やストレスなどにも原因があり、とくに寝る前にアルコールを大量に飲んだり、ストレスを感じている時に寝汗が増えると感じう方も多いでしょう。
更年期と寝汗の関係は?
女性は40代後半から50代前半の閉経前後に更年期を迎えます。
そんな更年期に起こるさまざまな体の不調を更年期障害といいます。
この更年期障害の症状のひとつに、寝汗もあります。
なぜ更年期になると寝汗をかくのでしょうか?
それは、ホルモンバランスの乱れが原因となります。
更年期は女性ホルモンのひとつエストロゲンの分泌が減少して、プロゲステロンが優位になった状態になると、汗の量が増えてしまうのです。
寝汗の対策は?
寝汗をできるだけかかないようにするためには、寝汗の原因を特定する必要があります。
ストレスが原因なら、ストレスを発散できるように軽い運動をするとかアルコールが原因なら寝る前にアルコールを飲まないようにするとか、それぞれに方法があります。
また、更年期が原因の場合には、更年期特有の症状ともなりますので、一度婦人科を受診してもよいでしょう。
寝汗をかいてしまって気になる場合には、通気性のよいパジャマを選ぶとか、せなかに小さなタオルを入れておいて汗をかいたら抜きとれるようにしておくなどの対策が有効です。
まとめ
いかがでしたか?
寝汗はだれでもかくものですが、本人が不快に思うほど汗をかいてしまうのでは、充分な睡眠もとれずに体調を崩しかねません。
もしも自分でその原因がわかるなら原因を排除する努力をして、分からない場合には一度病院で医師に相談してみるといいでしょう。