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帯状疱疹の治療方法!治療期間は?何科を受診するの?
帯状疱疹は誰もがなる病気ではありませんが、だれでもなる可能性がある病気でもあります。
そんな帯状疱疹になった時、どのように治療がされるのでしょうか?
今回は、帯状疱疹の治療方法についてご紹介しようと思います。
帯状疱疹の診断は?
帯状疱疹の診断としては、特徴的な皮膚の疱疹や神経痛を調べます。
このような症状があれば、帯状疱疹という診断がされます。
ただ、確定診断のためには血液の抗体の測定もおこなわれます。
さらに髄膜炎を併発することもありますので、その可能性がある場合には髄液の検査も行われます。
帯状疱疹の治療法は?
帯状疱疹後の神経痛を予防する為に早期治療が大切です。
ウイルスの増殖は、皮膚症状の発症から3日でピークに達します。
その前に治療すれば、帯状疱疹を重症化させないようにします。
早期治療のためにできることは、出来るだけ早く本人が症状に気づくことです。
帯状疱疹の治療は、抗ウイルス薬や非ステロイド系消炎鎮痛剤などの外用薬や内服薬をつかった薬物療法もあります。
痛みがひどい場合には、神経ブロック療法を併用することもあります。
発症したら日常生活でも栄養バランスのある食事をする、入浴でリラックスしてストレスをためないようにすることが大切です。
帯状疱疹の治療期間はどれくらい?
帯状疱疹の治療にはどれくらいの期間がかかるのでしょうか?
帯状疱疹はピリピリとした痛みの近く症状で始まって、その後1週間ほどで水疱ができます。
そして水疱が黄色い海となって1週間から2週間ほどでつぶれます。
さらに皮膚がただれた状態になったら、水疱ができてはつぶれてを繰り返して水疱の範囲が広がります。
発症から2~3週間でかさぶたになって治癒します。
ただ帯状疱疹の症状が治まっても痛みだけが残っている場合は、帯状疱疹後神経痛です。
帯状疱疹後神経痛がのこる場合には、長期的な治療が必要となる場合があります。
では、帯状疱疹は何科を受診すればよいのでしょうか?
帯状疱疹は、内科疾患でありますので内科を受診しても構いません。
また、発疹だけがあり診断があいまいな場合には皮膚科を受診することもあります。
とくにどちらという事はないので、かかりつけの皮膚科がある場合には受診してみると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、帯状疱疹の治療方法についてご紹介しました。
帯状疱疹の治療に一番大切なのができるだけ早く症状に気づいて、できるだけ早く治療を開始することです。
風邪などとは違う症状がある場合には早めに受診しましょう。