大入袋について知りたい!そもそも大入袋とは?意味や中身は?
皆さんは、大入袋という言葉を聞いたことがありますか?
歌舞伎や相撲などのシーンで耳にする言葉ですが、最近ではさまざまな場面で使われるようになりました。
今回はそんな大入袋について、その意味や中身などをご紹介しようと思います。
大入袋とは?
大入袋ってよく耳にするけれど、実際にはどんなものなのでしょうか?
もともとは、興行などでお客様が大入りの場合に関係者に配られる袋で、大相撲や寄席、歌舞伎などで配られます。
一般的には、紅白で大きく大入りの文字が入ったものが使われます。
現在は、会社やお店などで月や年の目標を達した場合などに、社員に一定の金額が支給されるときにも使われます。
大入り袋の意味や中身は?
大入り袋は、もともと興行での大入りが出たことから始まったもので、中に入っている金額はさまざま。
ただ「ご縁」という意味から5円が着く金額になっている場合も多いです。
よく目にするのが、5円玉を10枚で台紙に三角形に貼ってあるものです。
これはご縁が末広がりに貼ってあるということから「末永くご縁が続きますように」という意味合いがあります。
このように中身は基本的には高額ではないことが多いです。
大入り袋を貰って開けてみたら100円しか入ってなかったと嘆くことはありません。
もちろん、興行でも主催者によっては1万円の大入り袋を出すこともあります。
ただ、中身の金額よりも縁起物と考えるといいでしょう。
ですから少ない金額でも喜んで頂くようにしましょう。
大入り袋の使い方は?
この大入り袋を頂いた時にはどのように使ったらいいのか?
舞台などの興行で大入り袋が出た時は縁起物なので楽屋に飾っておくといわれます。
ただ、会社員が会社から大入り袋を貰った時などは、飾っておくことはしません。
臨時収入なので普段はなかなか購入できない物や家族との時間など、大入袋を頂けたからこそできることをしたいものです。
そして、会社で1万円が入った大入り袋を貰った時は、基本的には税金の対象となりますので注意が必要です。
ただし労働の対価とはならないので、大入り袋は社会保険料との関係では無視されることになります。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、大入袋について、その意味や中身についてご紹介しました。
じつは、私も仕事で毎年新年に大入り袋を頂きます。
中身は、その年の業績によって違いますが新年に配られると「また一年頑張ろう」という思いになれます。
みなさんもさまざまな場面で大入り袋を頂く機会があるかもしれません。
縁起物として頂き、大切に使っていきたいものです。