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寒の入りについて知りたい!寒の入りとは何?いつでどんな意味があるの?
皆さんは、「寒の入り」という言葉を聞いたことがありますか?
何となく耳にしたことはあるけれど、はっきりとした意味は知らないという方も少なくないでしょう。
大人になると「寒の入りって何?」と子供に聞かれる機会もあるかもしれません。
そんな時にしっかりと答えられるようになっていたいものですね。
そこで今回は「寒の入り」について、その意味やいつの事なのかなどをご紹介しようと思います。
寒の入りとは?
皆さんは、季節をあらわす言葉をいくつご存知でしょうか?
日本には、四季だけでなく中国から伝わった二十四節季という季節があります。
この二十四節季は、1年を24に分けてそれぞれに季節をつけてあらわしています。
ですから四季よりも細かく季節が分かれていて、より分かりやすいということです。
この二十四節季の中に、「小寒」や「大寒」というものがあります。
字を見てわかるように寒いということで冬を表すことばです。
とくに一年の中で最も寒さが厳しくなり始める時期から最も寒い時期を言います。
この二つの季節には「寒」がつくために寒の入りは寒の季節に入るときという事になります。
今年の寒の入りはいつ?
寒の入りの時期は、毎年1月5日ごろとなっています。
冬至から数えて15日目で、冬至と大寒の間の時期が二十四節季の小寒とされます。
今年の大寒は2015年1月20日でした、
そして、来年の大寒は2016年の1月21日となります。
この時期には、その寒さをりようして凍り豆腐や寒天、酒、みそなどを仕込みます。
寒の入りの意味は?
寒の入りは、寒の時期に入る時という事でつまり小寒の日ということです。
寒の時期が終わると次の節季は立春で、寒開けと言われます。
寒中といわれる、小寒と大寒の間には、寒中行事として薄着で海や川に入る寒中禊や寒中水泳などがおこなわれます。
ですから身内に不幸があった時には新年のあいさつや年賀状は出しませんが、寒中見舞いをだします。
この寒中も小寒と大寒をあわせた期間ということです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、寒の入りについてご紹介しました。
よく耳にする言葉だけれど、その意味を知らなかった方も少なくないですよね。
普段に無意識に寒中見舞いなどで使っている言葉なので、ぜひその意味を覚えて、正しく使いたいものですね。
このような季節の言葉を覚えておくとより生活が豊かになると思います。