動脈硬化の症状について知りたい!足や目などに症状がでるの?検査はできる?
動脈硬化という言葉は耳にすることがありますが、実際にはどのような症状があるか知らない方も少なくありません。
でもこの動脈硬化はほおっておきと大きな病気の原因ともなるのです。
そこで今回は、動脈硬化の症状について学んでいきましょう。
目次
動脈硬化の症状はどこにでるの?
動脈硬化は、じつはこれが動脈硬化だとはっきりとわかる自覚症状があるわけではありません。
自覚症状はないけれど、放っておくと心臓病や脳血管障害、閉そく性動脈硬化症など重大な病気を引き起こすおそれがあります。
定期的に健康診断を受けたり、体重を定期的にはかったり、血圧を測るなどして早めに発見できるように心がけたいです。
ただ、いくつかの動脈硬化のサインがあります。
たとえば、食後の眠気は頸動脈の動脈硬化のおそれがあります。
食べた後に眠くなるのはだれもが経験したことがあります。
それは食事を食べると胃腸が食べ物を消化する為に胃腸に血液があつまって脳への血液が減るからです。
そのなかで、動脈硬化の疑いがある食後の眠気は、食事をしたら気づかないうちに5分から10分寝ている。
ゆっくりとした状態で眠気がくる。
このような症状は動脈硬化の可能性があります。
足に出る動脈硬化の症状は?
じつは足の動脈硬化があります。
それが閉そく性動脈硬化症といいます。
これは足への血流が徐々に減少してくると、安静にしていても痛みがあって、足の指の色がわるくなってひどい場合には壊死してしまいます。
壊死した部分にばい菌が感染すると、赤く腫れたり、膿がでたりして、指や下腿部を切断しなくてはいけないこともあります。
動脈硬化の検査は?
動脈硬化を知るためには、いくつかのチェック項目があります。
動脈硬化そのものに、数値が示される基準があるわけではありません。
病院では、血圧やコレステロール値、中性脂肪値などを測定します。
また脈波、血糖値、尿酸値などもチェックします。
ほかに動脈硬化になっていると一般的には血圧も高くなるので診断対象になります。
実際に動脈硬化の可能性がある場合には、心臓や脳、下肢などへの影響の程度をしるための検査もします。
それが心電図検査や眼底検査、上腕部と下肢の血圧差などです。
このような検査によって動脈硬化の部分や程度を知ることができます。
動脈硬化の症状についてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、動脈硬化の症状についてご紹介しました。
動脈硬化というとあまり大変な病気というイメージがわかないのは自覚症状がないからかもしれません。
ただ自覚症状がない分みつけにくいので、定期的な検査などでしっかりと早期発見したいものです。