後鼻漏について知りたい!後鼻漏の原因や症状は?鼻うがいがいいの?
みなさんは、風邪でもないのに咳や痰がよく出るとか、のどに鼻水が垂れたり流れたりするという感じはありませんか?
風邪ではないならなんだろうと思いますよね。
それはもしかしたら、後鼻漏かもしれません。
そこで今回は後鼻漏について、どんなことが原因なのか、症状は?などを御紹介しましょう。
目次
後鼻漏とはどんな病気?
それでは、まずは後鼻漏についてご紹介しましょう。
後鼻漏の鼻漏とは、鼻水または鼻汁の事をいいます。
鼻水が前に垂れることを前鼻漏といいます。
そして鼻水が後ろ側つまり喉側に流れることを後鼻漏といいます。
実は、人間は健康な人でも誰もが鼻水は1日1リットル以上作られているそうです。
もちろん健康な状態では、鼻水がそんなに出てくることはありません。
その理由は、知らないうちにのどの方に流れ落ちるからなのです。
このことを後鼻漏といいます。
後鼻漏はどんな症状なの?
それでは、後鼻漏にはどのような症状があるのでしょうか?
とくに普段どおりの状態ならサラサラした鼻水がのどに降りるのでとくに違和感がなく過ごせるかもしれません。
けれども鼻炎や副鼻腔炎(蓄膿症)を患っている場合には、鼻水の量が増えてしまいます。
その鼻水に粘り気があることがほとんどです。
ネバネバの鼻水がのどに落ちてくるので、さまざまな症状があります。
そこで常に鼻水がのどに降りてきたり、口の中に鼻水がたまったり、寝ると喉に鼻水がたまるので息苦しくなったりします。
精神的や身体的な辛さから体がだるくなったり肩こりを感じたりします。
さらにのどにへばりすいて違和感を感じたり、口臭がしたり、咳がでるなどの症状も見られます。
後鼻漏には鼻うがいがいいの?
後鼻漏には鼻うがいが効果的なので、鼻うがいの方法をご紹介しましょう。
まずは、鼻うがい用の食塩水を作ります。
作るのが面倒な場合には、鼻うがい用の洗浄液が販売されているのでそれを活用するといいでしょう。
鼻うがいは、コップに200ccのぬるま湯を用意して、200ccに対して1.8gの食塩を溶かします。
片方の鼻をおさえながら、もう片方の鼻から食塩水を吸い込みます。
それを鼻から出す方法とくちから出す方法があります。
鼻から出す場合には、吸い込んだ食塩水を飲みこまないように少し息を止めて、そのまま鼻から出します。
後鼻漏についてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、後鼻漏についてご紹介しました。
後鼻漏は、一般的にはあまり気づかないことが多いのですが調子が悪い時にさまざまな症状が現れます。
そんな時は、鼻うがいなどで改善していきたいものですね。