多くの女性の悩みのひとつにあげられるのが、「ダイエット」だと思います。
私自身も、何度もダイエットにチャレンジし挫折を繰り返してきました。
まずは、そんなダイエットを始めた年齢を見ていきたいと思います。
みなさんはいつ頃からダイエットを始めましたか?
初めてダイエットした年齢は?様々だとは思いますが、最近の傾向からは今時の女の子は小学生でもダイエットや体型を気にするんだとか。
びっくり!
ちなみに私が、ダイエットを意識したのは高校生くらいだったと思います。
中学まで痩せ体系をしていたのが、年頃になり女性特有のぽっちゃりお肉がついてくる…そんな時期に突入し、人生初の痩せたい!気持ちが生まれました。
でも今思い出しても、当時は痩せたいとは思いましたが、ダイエットはしていなかったと思います。
私が本格的にダイエットしだしたのは、社会人になってからでした。
当時なんとかキープしていた体重が増加したことに焦り、ダイエット!を決意したのがきっかけだったと思います。
でもその当時はダイエットの知識も乏しく、食べないダイエットやヨーグルトなどに食事を置き換えて体重を一気に減らそうとしていたと思います。
今思えば、後先考えず今痩せたらそれでいい!と思っていたんでしょうね。
確かに体重はすぐに減りましたが、その後に待っていたのは、「リバウンドの恐怖」でした。
極端に食事を減らすと身体は、少ない食事からもたくさん吸収しようとしていきます。
我慢してると甘いものが、いつも以上に目についてしまいます。
甘いものやごちそうの写真をネットサーフィンして夜中に見ていたこともありました。
食べれないことが、逆に食べ物への執着心を異常に強くさせていきました。
その頃から、私があるスイッチが入ると過食気味になり、いろんな物を一度に大量に食べるようになりました。
今思えば、立派な過食症ですね。
過酷な食事制限のしすぎで、その反動で大量に甘いものや脂っこいものを好む身体になっていました。
そして食べたあとに襲ってくるのが、食べてしまった後悔と、自分への罪悪感、そして嫌悪感。
そこからまた食事制限をして、また過食して、、その繰り返しでした。
幸い、嘔吐するということはしませんでした。
吐き癖がつかなくて良かったと思います。
当時は吐くことに抵抗があったので、それはしなかったんだと思います。
でも、おかげで体重はどんどんと右肩上がり。
ベスト体重よりプラス10キロになってました。
当時の写真は、今見てもすごいです。
顔がパンパン。
当時の自分はそこまで感じてませんでしたが、久しぶりに会う親戚にはびっくりされた記憶があります。
こんな思いをしてる女性は、この世の中にたくさんいるでしょう。
きっと抜け出せないダイエットをしている人がたくさん。
私の話の続きですが、その後も夜は栄養補助食品だけ!みたいな生活が続いたんですが、そのうちに少しずつ、自分の食欲と向き合い、コントロールするということが、できるようになりました。
自分でも異常であることに、気付き自分の考え方を変えていかないと、ずっと私はこの先夜にまともなご飯も食べれない一生を送ることになると危機感を感じたのです。
昔は、おいしく食べていた食事をいまは罪悪感を抱きながら、食べ物を飲み込まなくてはいけない。
一生そんな食事を続けたくない。
楽しく笑いながら、おいしく食事をしたい!
私の気持ちはそこから少しずつ変わり始めた気がします。
私は、元々甘いものは大好きで、食事を抜いてでも、甘いものを食べたい人でした。
でもそれが結局痩せにくい身体を作ってしまっていたのでしょうね。
たくさん食べてないのに、痩せない、少し食べただけで、体重が増加。
最悪な悪循環ですね。
そんなことが続いたら心がポッキリ折れてしまいますよね!
なので私はまず、きちんと食事を取ることを心がけました。
太るという罪悪感から、お米を夜に食べることができなかった私。
少しずつ炭水化物を取るように意識していきました。
そうするとしばらくして気づいたのですが、身体が餓死寸前の状態が長かった以前に比べて、甘いものや間食したい気持ちが抑えられるようになってきました。
不思議ですね。
お米パワー!
お腹が究極に減った~という状態になりにくく、おかげで間食したいとか、甘いものが食べたくてたまらない!という過食したい欲も徐々に減っていったのです。
すごい!
びっくりしました。
自分は全く真逆のことをしてしまっていたのですね。
ご飯や食事を抜いてしまっていた為に、身体は過食気味になってしまった。
まさに自分で自分を太らせていたのです。
当時は、小さなチョコレート一箱とか、質量が少ないから体重が増えないと思い、ただ体重を増やさないことばかりに、気をとられていたのです。
体重って気になりますもんね。
わかります。
私も数字に惑わされ、ショックを受け、振り回されてきたうちの一人ですから。
体重ももちろん大事ですし、目安としても分かりやすいです。
痩せたら減るし、食べ過ぎたら着実に増加してる。
正直者ですから、体重は。
だからこそ振り回されがちなんですが、ここはまず、数字はあまり気にせず、鏡に映る自分の裸、体型を気にするようにしましょう。
たしかに見た目が変わることは、容易なことではありません。
でも、見た目もやったらやっただけ、確実に変わっていくものなんです。
数字はただの質量にすぎません。
お水を飲んだって増えるんですから。
でもお水はいくら飲んでも0キロカロリーですからね!
体型は、簡単には変わりませんが、見えないところで、身体のなかの脂肪が燃え、筋肉が元気になり、少しずつ外から見てもわかるくらい身体が引き締まりだす。
身体とは、そうゆうものです。
正直です。
そうそう、そんな私のダイエットの続きですが、甘いものが減り、ご飯か食べられるようになってきたら、だんだん食欲か正常になってきました。
そこから、次の段階に進みました。
それが運動です。
元々運動は嫌いではありませんでしたが、やらないと!と決めてしまうとどうしても挫折してしまい、続かないのです。
そんな私が苦なく始めた運動が、ショッピングウォークです。
ショッピングって普段歩かない距離を歩いているんですよ!一度万歩計をつけてショッピングを1日することをオススメします!私は1日1万歩を目標にしました。
もちろんショッピングをする日に限りです。
毎日1万歩なんて、無理ですよね。
ショッピングしながら、ウォーキングなら友達と楽しく続けられるし、もちろんショッピングも楽しめる。
合間にランチしても、また午後からたくさん歩いたら大丈夫!と安心感も生まれます。
罪悪感なく、友達と楽しくランチができるなんて!夢のようなダイエット!
もちろん過酷なダイエットじゃないですし、それだけで痩せる簡単なことではありませんが、現状維持させたい人や、運動をダイエットに加えたいと思ってる人に最適だと思います。
少なくとも私には合った運動方法でしたね。
そこに加え、食事も見直して健康的にダイエット始めることができました。
でもやっぱり、たまにドカ食いしてしまうときも、ありましたね。
でもそんなときは、今日はドカ食いの日!と決めてしまうと、気持ちは穏やかなです。
罪悪感も感じず、ストレス発散も兼ねてドカンと食べてました。
でも過食症のときと、明らかに違うのが、自分の気持ちでした。
食べてしまったという罪悪感がないので、ある意味開き直りで美味しくドカ食いできたのです。
これがいいストレス解消法になり、次の日のダイエットのモチベーションもアップしました。
そんな緩いダイエットが長く続けられる秘訣だったのかもしれません。
現在は、身長が160センチ体重48キロ
痩せ過ぎず、太りすぎず、まずまずの体型をキープしてるかな、と思います。
ちなみに年齢は33歳になる少し前です。
このダイエットの途中に妊娠、出産も経験していますが、出産後に太ってしまった…ということがないように、気を付けてはいましたが、母乳育児のおかげか産後痩せて、スッキリとした体型になってしまいました。
これは、出産ダイエットとも言うんでしょうか。
私の妊娠中の体重増加はマックスでも10キロほどでした。
だいたい臨月までに7キロくらいまでの増加でとどめるように気を付けていました。
といっても妊娠中の身ですから、無理なダイエットは禁物です。
特に臨月に入ってからの食欲は物凄かったです(笑)
出産後は、しばらくは体はあまり動かせないし、ダイエットなんてできませんが、ここで母乳育児のすごさを実感しました。
私は、完全母乳で二人の子供を育てましたが、母乳をあげているうちは、常にお腹がすいて、食欲アップ!しかしいつもの倍食べても太ることはなく、逆に痩せていきました。
母乳を作るということが、身体にどれほどのカロリー消費させてるのでしょうか。
つまり食べたものは全て赤ちゃんの母乳へいってしまう。
お母さんはいわば、栄養不足状態。
そりゃ痩せますよね。
それにくわえ、夜中の授乳、睡眠不足、それらが重なって、体重が落ちたのでしょうね。
決してオススメするダイエットとは言えませんが、母乳育児は痩せます。
ただ、食べる量も個人差がありますし、必ずしも痩せるとは言い切れませんが。
参考になればと思いまして。
30歳をこえて、妊娠、出産も経て、気づいたら二児の母になり、ダイエットの考え方も大分変わってきました。
これだけ長くダイエットしていたら、当然ですね(笑)
これだけ長いと万年ダイエッターと言われるかもしれませんが、私はそれでいいと思っています。
食べても食べても全然体型も体重も変わらない人のほうが、少ないです。
実際は、それぞれ皆さん影で努力されていると思います。
ギャル曽根さんとかは特殊体質ですよね(笑)みんながみんなそうではありませんから。
どうしたら、自分の理想の体型になれるか、常に考えて食事や運動に気を付けていたら、きっと健康的な生活が送れるんじゃないかなと思います。
ダイエッターはまず健康であることが大切ですよね。
それは私自身も過去に感じたことです。
体も心も健康じゃないと、きれいに痩せることはできないのです。
特に心が不健康で過食気味だったときは、本当に辛かったです。
そんな私の今の体型維持の方法ですが、とても単純な方法です。
筋トレと夜ご飯を軽めにとる。
これだけです。
結局長く続けられる方法で落ち着くんだなぁと思いましたね。
筋トレは、ダイエット効果だけでなく、今後もっと年を重ねたときに、必要だと思ったからです。
人は何もしないでいると、20代後半を境に筋肉量がどんどん下降していくというデータがあります。
筋肉が無くなると体力も落ちるし基礎代謝が落ちます。
基礎代謝が落ちると身体は痩せにくい身体へと変わっていきます。
基礎代謝は、みなさんご存知だと思いますが、人が生きていく中で必要とするエネルギー量のことで、寝ていても消費されるカロリーのことですね。
それなら基礎代謝は高いほうがいいに決まってますよね!
でもその基礎代謝というのが、筋肉量で決まってくるのです。
筋肉量が少ないと基礎代謝も比例して少なくなるのです。
だからダイエットにも筋肉、筋トレが必要というわけですね。
筋トレと聞くと、女性は特に身体がムキムキになったり大きくなってしまうのでは、、と心配になると思いますが、筋トレって身体を大きくするものだけが筋トレではないんですよね!
あのムキムキマッチョの体型を作るためには、そのための特殊なトレーニングが必要なんです。
簡単にあんなムキムキになってしまっては大変ですよ(笑)
きれいに痩せるために筋トレは不可欠だと思います。
もちろん筋トレは簡単ではありません。
イメージ的にも辛い、苦しいし続かないと思いがちです。
苦手意識をもつ女性も多いと思いますが、まずは自分ができることから、少しずつ回数を増やしていき、筋肉を元気にしていくのを目標にしていってほしいなと思います。
筋肉はなかなか目に見えて増えたとかは、分かりにくいですが、もし体組成など測るものがあれば、自分の筋肉量がどれくらいか?一度測ってみるのもいいかなと思います。
私は定期的に測っているのですが、ただ単純に体重が落ちたときは、必ず筋肉量も落ちているのです。
体重が減っててラッキーと思いましたが、筋肉量が同じように減っていてガッカリしました。
まさしく体重が落ちたのではなく筋肉が落ちた!ということですね。
そして更なるショック!体脂肪は1%増加でした。
身体は正直です。
この、数字で自分の身体を知ったとき、ダイエットって本当に体重だけの問題じゃないんだ、、と感じました。
むしろ筋肉量を増やして、体脂肪を減らす方が、体重を減らすことより難しいということ。
これって本当に重要視されていないことで、巷で流行っているダイエットって、一時的に体重を減らすことにばかり力を入れていて、本当のダイエットとは程遠いということがわかります。
もちろん巷で流行るダイエットがダメという訳ではないです。
でもそのやり方だけだと、体重と一緒に貴重な筋肉まで落ちてしまうということ。
それは避けたいことです。
なのでダイエットを始めるなら、同時に筋トレも行い、筋肉が落ちてしまわないように、せめて現状維持できるように、努力する必要があると思います。
確かに運動だけでダイエットって難しいです。
なかなかすぐには結果が出ないんですよね。
すぐに結果を出したいと思うから、挫折してしまうんだと思います。
少しずつ体脂肪が減り、ようやく体重が減り始める。
きっと運動3ケ月目くらいにようやくだと思います。
そんなものなんです。
身体って簡単に痩せないんです。
一瞬で脂肪が燃えるわけじゃないんです。
でもこうやって筋肉をつけて、脂肪を燃やして引き締めた身体は、簡単にはリバウンドしません!
これって理想的なダイエットですよね!
太りにくい身体を手に入れるということですよね!
ぜひ、今ダイエットをしていて壁にぶつかっている女性がいるなら、試してほしいです。
楽ではないかもしれません。
でも美味しいご飯も食べれず、がまんがまんの毎日で、筋肉を落としてでも体重を落としても、そこには理想の体型があるでしょうか?艶々した肌を保てているでしょうか?肌荒れして、顔色が悪いげっそりした女性が、果たして綺麗な女性と言えるでしょうか?
無理なダイエットは、身体を壊します。
ホルモンのバランスも崩します。
生理が遅れたり止まったりしてしまっては、意味がないですよね?
健康的に痩せていて、少しくらいお肉がついていてもいいじゃないですか。
女性らしい体型って、その人その人で違うのかもしれませんが、必ずしもほっそりした体型が美しいとは限りません。
とは言っても、テレビや雑誌に出てくる女性は痩せていて、本当にスタイルが抜群なんですよね。
そんな人たちを目標にする若い女性がたくさんいるのは当然の話ですよね。
でも間違ったダイエットがあるということを少しでも多くの方に知ってもらい、自分に合ったダイエットをして、理想の体型を手にいれてほしいと願っています。