評論文と小説はサービス問題
大学受験に必要なセンター試験として、英語の勉強の仕方をご紹介してきましたが、それらをキッチリとやっておけば200点満点も難しく無いというお話をしました。
実際にセンター試験でも一般試験でも満点を出す生徒はかなり居るみたいなので、そのような可能性も捨てきってしまってはいけないのです。
私が現役で大学受験の勉強をしていた時、最も苦しんだ科目として挙げた国語の勉強法を紹介していこうと思うのですが、その前に絶対にする事があります。
国語には大きく分けて評論文・小説・古文・漢文と分かれるのですが、評論文と小説というのはサービス問題と考えて欲しいのです。
そのサービス問題でいくら点数が取れるかという事を意識して受験勉強に取り組んでください。
どうして国語の評論文と小説がサービス問題であるのか、と言いますと実はこの2つはただの本好きの方からしたら簡単でしょうがないものなのです。
センター試験に登場する評論文と小説の多くは有名な作家が書いているものであり、きっとセンター試験に出てきた本を読んだ事があるという受験生も少なくはないものなのです。
そういう意味では、この国語の評論文と小説は紛れもなくサービス問題であります。
私が実際に模試を受けた時に、過去に読んだ事があった本が出題された事はありました。
毎回がそういう訳ではなかったのですが、実際に本を読むことが好きな方からすればどんな本の中身が出題されようと簡単で仕方ないのです。
評論文を解読するコツ
大学受験に必要な事として、センター試験で登場する評論文と小説は言わばサービス問題と言っても過言ではないと説明しました。
実際に本好きの人からすれば、評論文と小説の勉強をしなくても点数が取れてしまうという方は珍しくはありません。
それくらいこの科目には人によって差が生じていく分野であるのです。
もちろん評論文と小説がサービス問題だと思う人も居れば、その反対にかなり難易度が高い科目であるという方もいらっしゃいます。
そんな方であっても評論文を簡単に解読してける勉強法をご紹介していきます。
まずは出題された評論文全体の内容をしっかりと把握することが重要な事なのです。
評論文とは普段本を読む人でも専門的に読まれる方はあまり多くは無いかと思います。
だから実際に本文を読み進めていけば、内容が難しくて理解に困るという方も少なくはありません。
評論文攻略の第一歩として、まずは全体の内容がどういうものなのかという事を理解できるように努力していくのです。
私も実際にセンター試験の過去問をしていた時に、内容がさっぱり分からない評論文はありました。
その時は全くわからなかったのですが、後からゆっくりと時間をかけて読み返してみれば何となく内容が見えてくるのでしっかりと復習が大切な事なのです。
評論文を攻略していくには、まずは全体の内容を大雑把で良いので把握していける力を身に付けていく事が大切でしょう。
内容がわかってこそ、始めて評論文の設問に取り掛かっていけるのです。
難しい語句には
大学受験に必要なセンター試験について、センター試験の国語には評論文から攻略していく事が良いというお話をしていますが、実際に評論文がなかなか出来ないという人は多くいらっしゃいます。
私自身ももともとは評論文で全く点数が取れなかったのですが、しだいに数を重ねて勉強していくうちに点数は上がっていったように思えます。
その為にも、評論文全体の内容をしっかりと把握することが重要であるといったのですが、より明確に本文を分かりやすくしていくためにも、難しい語句は全てチェックをしておくようにしましょう。
例えばセンター試験の過去問の中で出てきた難しい語句であったり、一般入試や模試で出てきた問題全てにチェックを入れておくことが重要なのです。
これは評論文を攻略していくためにとても大切な勉強法であります。
私がテスト時間を決めて過去問を解いていた時にも、評論文には難しい語句が多く登場していました。
もちろん時間を決めて過去問を解いている時間に調べる事は不可能なのですが、終わってからまとめて難しい語句を辞書で調べなおしてみるのです。
そうする事によって、その本文に記載された難しい語句の意味を全て把握できるのです。
この上でもう一度本文を読み直してみれば、きっとかなり簡単にスラスラと読めていく事でしょう。
難しい語句はまとめて後で調べなおす事、これによって評論文の攻略はある程度できてきます。
センター試験にも高い頻度で登場する語句は決まっているので、そのような勉強法が良いのです。