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目次

コピー練習の必要性

今までバンド演奏の練習法としては、コピー練習しか挙げていないのですが、きっとある程度慣れてくれれば次のステップに行きたいと言う方々は少なくないかと思います。

もちろん人気バンドになるためには、自分達のオリジナルの曲を作って、その曲をひたすら磨いて仕上げていくと言うものを想像されるかと思うのですが、実はそこに至るまでの経験と言うものがあればある程、バンドとして良い曲を作るためのきっかけになるのです。

その為にも、コピー練習の必要性というのが絶対に欠かせない存在になってくるのです。

コピー練習がどうしてそこまで必要なのか、と疑問に持たれる方は少なく無いかと思うのですが、このコピー練習には他のバンドの良さを奪うための技があるのです。

コピーをするという事は、他のバンドが使っているリズムであったりフレーズであったり、もしくはコード進行まで知り尽くす事ができます。

言い換えてみれば、コピーをしているバンドの音楽感性を全て把握する事ができる訳なのです。

私が現役でバンドをやっていた時では、メンバー全員で様々なバンドの楽譜を集めては全てのバンドのコピーを片っ端からしていき、多いときであれば1週間に5曲近くのコピーをしていた事もあったのです。

それくらいコピー曲には、自分達にとってメリットがたくさんあってとても効果的な練習方法なのです。

コピー練習の必要性は、人気バンドになるためであれば絶対に欠かせない存在なのです。

1日でもはやく人気が出るためには、1曲でも多くコピーをするべきと言っても過言ではないのです。

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コピー練習を生かした練習法

バンドでコピー練習を重ねてきたのであれば、早く曲を作っていきたいという気持ちが生まれ始めるものなのですが、人気バンドにとってその気持ちは必要な事になってきます。

ただ、初めて曲を作っていくバンドであれば何から始めて良いのか分からない、と言うものが付きものなのです。

その為にも、今までコツコツと培ってきたコピー練習の成果を発揮し始めるのが、曲を作っていく第一歩にもなるのです。

コピー練習を生かした練習法と言い換えることが出来るのですが、まずはコピーをしてきた中でバンドメンバーが気に入っている1つのフレーズを抜き出していくのが始まりです。

1つのフレーズと言えば、イントロでもAメロのフレーズでもギターソロでも何でも良いので、そのフレーズをただひたすら反復してみます。

ロック調のフレーズであればきっとロックなインストになりますし、ジャズ調のフレーズであればジャズのフレーズになる事でしょう。

そのフレーズをメンバーが一人ずつアドリブを使ってアレンジしていくのです。

そうすればきっと、元のフレーズに比べて相当印象の違う曲調に仕上がっていく事だと思います。

この練習法は私がバンドをやっていた時でも、毎回やっていた練習であり、様々なフレーズで試してみる事でだんだんとアドリブ力が身に付いていくのです。

曲作りの第一歩である、コピーの成果を生かしたアドリブ力の形成、これがきっと人気のあるバンドに必要な、売れる曲を作り出すための力になっていくのです。

曲作りを本格的に

コピー練習の成果を使った、アドリブ力が身に付いてくればいよいよ曲作りを本格的に始めてよいかと思います。

まず曲作りにとって重要な事は、メンバーの一人が曲の土台であるメロディーもしくはコード進行を組み立てていく能力を持っている事が最低限の条件になってきます。

たいていギターかボーカルであれば、このような能力を自然と身に付いてくると思うので、この二人が中心になって曲の土台を考えていければ、曲作りはスムーズに進んでいくかと思います。

まず第一歩として、コード進行とメロディーをひたすら合わせていく作業が最も良いかと思われます。

コード進行がある程度完成すれば、きっとギターフレーズやベースラインも考えていけますし、ベースラインが完成すればドラムも考えていく事が可能です。

そしてそれにメロディーラインが乗っかれば、曲としてはほとんど完成といっても良いくらいになってくるのです。

私のバンドが初めて曲制作を始めた時には、メンバーみんなでコード進行とメロディーを考えていきました。

つまり1曲を全てのメンバーで作り上げるという方針を取っていたので、みんな満足できる曲を作っていけることが出来たのです。

曲作りを本格的にするにあたって、まずはコード進行とメロディーラインの土台を考えていくのが一番です。

その土台を構成するのには、バンドメンバーみんなでやっても構いませんし、1人で進めていっても構いません。

しかし、最終的に曲を作った本人以外のメンバーも満足できる作品でなければ意味が無いので、メンバー一人一人が少しでも曲つくりに加担していければベストかと思います。