アルバムのために
様々なジャンルの曲を制作していく事、バンドマンにとって人気の秘訣であるというお話をしてきましたが、実はそれにはもう1つ重要な事があるのです。
人気バンドになってくればきっと、CDを販売する事に意識がいくと思うのですが、そのCDには様々な種類が存在します。
何か1つを中心に売り出したい時であればシングルCDですが、様々な曲をミックスして販売したい時であればアルバムCDになってきます。
そのアルバムを販売する時には、きっと様々なジャンルの曲を持っていればとても有効的になってくるのです。
アルバムというものは、そのバンドのオリジナル曲を自分達で順番を変えたりシングルでは販売していないものも含めて完成するのですが、その中である一定のジャンルに決められていればとても飽きてしまいます。
アルバムが全10曲入りであれば最初から最後まで全て同じジャンルと言うものよりも、色々なジャンルが入れられていて聴き応えのある物の方が断然欲しくなってきます。
その為にもバンドのオリジナル曲には、様々なジャンルを入れて作っていく事が重要な事になってくるのです。
私がバンドをやっていたときも、このアルバムは夢であったのでとても意識していました。
もちろんミニアルバムを作成した時であっても、様々なジャンルを持っていたためにとても聴き応えのある物に仕上がったのです。
様々なジャンルに挑戦していく事は、きっといつか人気バンドになった時にその成果を発揮していきます。
アルバムの事を意識してオリジナル曲を制作する事は、人気バンドにとって必要な事ではないでしょうか。
メンバーの感性を最大限に
人気バンドになるためには、アルバムに含む曲の事を意識してジャンル問わず作成していく事が良いとお話しましたが、もちろんバンドメンバーのそれぞれの特徴を生かしていく事も大切なのです。
メンバー中でも、自分はクラシック担当であったりメタル担当であったりと、同じバンドでも様々な個性が目立ってくることだと思います。
そのメンバーそれぞれの感性を生かしてジャンル問わず曲を作っていく事がとても効果的なのです。
メンバーの感性を最大限に使うことは、例えば自分の得意なジャンルのアーティストやそのCDを皆に伝えていく事で分かりやすくなってきます。
自分の感性を伝えていくには自分が好きなものを皆に分かってもらう事も大事であり、オリジナル曲の新たなジャンルへの挑戦には必要不可欠であるのです。
私がバンドをしていた時では、好きなアーティストの曲のCDを貸し借りしてジャンルの幅を広げる事に意識していました。
その事によってメンバーのアレンジ曲やオリジナル曲へのクオリティーは断然上がっていった事は言うまでもありませんし、更にバンド活動が楽しくなっていったのです。
メンバーの感性を最大限に使って曲を制作していく事は、自分のバンドにとっては凄く必要な事なのです。
メンバーそれぞれの感性や個性を生かして、それを曲制作に混ぜ込んでいけばきっとお客さんも好んでくれる方が増えていく事だと思います。
人気バンドにとって、メンバーの感性というものがとても大事なので決して忘れてはいけないのです。