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ドラム機材を確かめる
人気バンドになるために、ドラマーにとっては自宅で工夫して練習を進めていくのが良いという話をしましたが、そんなドラマーがリハーサルスタジオを使って練習する時があれば、特に機材に気をつけて有効的に練習をする必要があるのです。
リハーサルスタジオで取り扱われている機材というものは、基本的にどこも違うメーカーのドラムが設置されており、音色や音圧に関してもバラバラなのです。
もちろんライブハウスのドラムもリハーサルスタジオ同様でバラバラになっているので、ライブの時に持ち込みドラムが不可能な方であれば、絶対にリハーサルの時間を無駄にしてはいけないのです。
ドラムの値段も種類によって、ピンからキリまで存在するのできっとそのスタジオの値段と同様で、高ければ良い程機材も比例していくのだと思います。
もちろんドラマーであれば、全てのドラムを最低1度は叩いておくと良いのですが、それが出来なくても、せめて主流なメーカーだけはおさえておけば良いかと思います。
私がやっていた事なのですが、ありとあらゆるスタジオを片っ端から巡ってはドラムの音を叩き比べていました。
毎回スタジオ毎で、ドラムのメーカーとその音についてを1冊のノートにまとめていったのです。
きっとここまでしておけば、ライブハウスのドラムがどんな種類のものであっても、自然と対応していく力がついているのです。
ドラマーにとって、リハーサルスタジオに入れる時間は無駄にしてはいけません。
ドラムの機材の特徴や音についてをしっかり確認しておくことで、きっとライブでも自分の演奏を上達させることに繋がるのです。
リハーサルで音作りをする
人気バンドの秘訣とは、きっとどの楽器にしても綺麗な音を作り出しており、自分のこだわりやセンスを詰め込んだ素晴らしい音色を奏でます。
アマチュアのバンドサウンドと、人気バンドのサウンドを聞き比べたときに明らかに差が出てしまうのはきっとある違いが生じているからなのです。
人気バンドにとって、音作りとは決してお金や高価な楽器だけに頼っているものではなく、全て自分たちの力によって生み出しているのです。
では、どうしたら少しでも良いサウンドが出せるのでしょうか。
アマチュアバンドと人気バンドの大きな違いは、リハーサルスタジオでの時間の使い方です。
1週間に2時間レンタルしているバンドであれば、その時間内に絶対に音作りの時間を含んでいるのが人気バンドの特徴なのです。
その点アマチュアバンドと言えば、リハーサルスタジオの時間で音作りをせずにライブ会場で1から制作しているバンドも少なくは無いのです。
私がバンドをやっていた時も、ライブハウスでは絶対に音作りをする事はありませんでした。
なぜならリハーサル時の一番意気の合っている時に、音作りをする方が効果的であり、バンドサウンドを生成していきやすいものなのです。
バンドにとって音作りをする時間、それは紛れもなくリハーサルスタジオ内で行うのがベストなのです。
その中でバンドメンバーの気持ちが1つになっている時にやることで、人気バンドのような感性やセンスを含んだ素敵なサウンドが生まれていくのです。
リハーサルスタジオでの個人練習
リハーサルスタジオをより効果的に使用したり、音作りをしてみたりという話をしてきましたが、バンド全体で使うスタジオも良いのですが、たまには一人で個人練習を行うためにレンタルしても良いものなのです。
一人でリハーサルスタジオを使えば、値段がとても高くなってしまう、割り勘で払えるからこそリハーサルスタジオをレンタル出来るのだ、と言われる方は少ないないと思うのですが、実はそうでもないのです。
個人練習で使用する場合、どこのリハーサルスタジオでも個人練習用の値段が設定されており、安いところであればワンコインでレンタル出来るところも有るのです。
そんな個人練習だからこそ、自分だけの練習を進めていくことが出来るのです。
私がバンドをやっていた時では、バンドのリハーサルが20時からだとすれば絶対に1時間前に先に到着して個人練習に入っていました。
19時から1時間は個人練習でレンタルをし、20時からバンドのリハーサルをする事で、そのまま長時間ぶっ通してスタジオに居る事ができたのです。
1時間早くにいって個人練習をしている事で、曲の再確認であったり基礎トレーニングだったり、自分の時間を有効的に使う事が出来たのです。
リハーサルスタジオの個人練習とは、きっとバンドでレンタルする時間とはまた違った、良い経験をする事ができるのです。
個人練習であればとてもリーズナブルな値段で借りれるので、それを利用して自分の時間を有効的に使っていけば、きっと人気バンドになれる日も近いかもしれません。