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音楽機材
喫茶店の開業を進めていくには、喫茶店の雰囲気を決めると言っても過言ではないBGMのジャンルを決めておく事が重要であるというお話をすすめてきました。
BGMのジャンルが喫茶店により活気を出すことに繋がっていく、と言う事からもBGMに対しては強い拘りを持って決めていかなければいけないと思うのですが、もちろんそれを流すための音楽機材も必要になってくるでしょう。
この機材選びに関してもとても重要な事であり、長年喫茶店を続けていく方であれば相当神経を使って検討していかなければいけません。
音楽機材の元となるものはスピーカーになってくるのですが、しっかりと性能の良いスピーカーを選ばなければすぐに壊れてしまったりする事があるのです。
BGMを流すには、恐らく現在ではmp3プレイヤーであったりパソコンからが主流ではないかと思われます。
もちろん喫茶店の雰囲気を意識して、CDであったりレコードというのも問題はないかと思いますが、それらの準備をするには大変ではないかと思います。
いずれにしてもスピーカーを通してBGMを作っていくのですが、安くて性能の無い商品を購入してしまえばきっとすぐに破損してしまうのです。
なぜなら喫茶店とは常にBGMが流れている状態であるので、ほぼオープンからラストまで毎日流す事になります。
多少性能の良いスピーカーでなければ、きっとその長時間保つことは難しくなってくるのです。
私が実際に喫茶店をしていた時も、スピーカーに関しては2,3度取り替えた記憶があります。
店内の雰囲気を作るためには絶対的に必要なので、少しでも良い性能のスピーカーを購入される事をオススメします。
段差にはLEDを
喫茶店をこれから開業していく際には、ある事に気をつけてお店作りをしていけばとても親切なお店になって行く事だと思います。
ディスプレイにこだわって必要な設備を整えていったり、スピーカー選びに関しても慎重にならなければいけないというお話を進めていますが、それらとは少し違ってお客さんへ向けた気遣いや配慮も必要なのです。
喫茶店にはもちろん、立地や場所、地域によってもお客さんの層が変わってくるかと思うのですが、繁盛した喫茶店を作っていくには老若男女に好かれなければ意味がありません。
その為には、まずは高齢者にも利用しやすい心遣いが無ければいけないのです。
店内の照明が暗いのであれば、段差などの危ないところには絶対にLEDを使用して分かりやすくしておくべきなのです。
実際に私が喫茶店をしていた時に、店内はとても暗くして営業していたので段差につまづく方々は非常に多かったのです。
段差に気をつけてください、と言葉で言っても高齢者の方であればつまづく方はかなり多かったように思えました。
だからこそ、各段差全てにLEDを取り付けて分かりやすくしたのです。
その事によって、お客さんから利用しやすくなったという声が絶えなかったのは言うまでもありません。
段差にはLEDを使用して分かりやすくすること、喫茶店に必要な店内作りの際には是非これをしていただければ良いかと思います。
このことによって、きっと高齢者の方でも利用しやすくなる事でしょう。
手すりをつけておく
喫茶店を開業していく為のお話を進めていますが、その中で店内の暗い照明であっても分かりやすいように段差にはLEDを付ける事をオススメしました。
そのような高齢者への気遣いをしてあげる事が、喫茶店にとってはかなり重要になってくると言う事も言いましたが、もちろんこのような配慮は他のところでもする事が出来ます。
例えば、喫茶店の暗い店内に初めて入られた方であれば、その造りを把握していないわけですから少し不安があるかもしれません。
特に高齢者であれば、歩く際には少し歩きづらい条件である事は少なくは有りません。
その為に店内の壁側には、ちょっとした手すりを付けておく事が良いのではないかと思います。
実際に暗い店内を歩く高齢者を見ていれば、きっと地面を真っ直ぐ見ながら歩いている方がほとんどであるかと思います。
それは歩きづらいと言う証であり、一刻も早く手を打たなければいけない状況なのです。
その為にも簡易的なものでよいので、壁側どちらかには手すりを付けておくことをオススメします。
それが有るのとないのとでは、高齢者の方の気持ちは大きく変わってくるのです。
私が喫茶店をやっていた時でも、高齢者の方が歩きづらそうにしている光景をよく見ました。
それから自分で壁に手すりを取り付けたのですが、それからと言うもの、確実に高齢者のお客さんが増えていったのです。
手すりには、喫茶店の中での移動を助けるための大切な重要性があるのです。